この記事では、「タイトル」と「メニュー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「タイトル」とは?
「タイトル」には5つの意味があります。
1つめは表題です。
書物の表紙などに書かれている名前や、演劇や芸術作品などを示す語句をいいます。
2つめは肩書です。
社会的な地位や称号をいいます。
たとえば個人に対する称号には、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、大臣、博士などがあります。
3つめは選手権です。
ボクシングの試合で「タイトル戦」などということがあります。
選手同士が戦い優勝者を決める大会や試合、またその大会などで優勝したものに与えられる資格をいいます。
4つめは書籍やCDなど題名がある作品のことです。
1つめの意味は、書籍などに書かれている語句を指していますが、この意味は作品を指しています。
5つめは映画やテレビなどの字幕です。
とくに出演者や題名などの字幕をいいます。
「タイトル」の使い方
作品につけられる、それを表す語句の意味で使われることが多いです。
書籍、映画、CD、演劇などに対して使われます。
「メニュー」とは?
「メニュー」には3つの意味があります。
1つめは料理の品目を記したものです。
フランス料理などではコース料理があり、コースでどのような料理が出るのかを記した表が用意されています。
ここに記されているものが「メニュー」です。
料理を組み立てたものを指す言葉です。
また、飲食店、とくにファミリーレストランに行くと、料理の品目が書かれている冊子のようなものを渡されます。
ここには、オムライス、ラーメン、ハンバーグ、オレンジジュースなど、さまざまな料理の名前が並んでいます。
これも「メニュー」といいます。
料理を組み立てたものだけでなく、ひとつひとつの料理の品目が並んでいるものも指します。
2つめの意味は、これから取り組む物事の項目です。
「筋トレメニュー」のような使い方をします。
この場合は、今日の「メニュー」にプッシュアップ、クランチ、レッグレイズが入っている場合は、今日はこれらをやる予定といった意味になります。
3つめはコンピューターでディスプレー上に表示される操作項目の一覧です。
いくつかの項目が入っているDVDや、テレビゲームなどでも操作項目が表示されることがあります。
「メニュー」の使い方
料理の品目の意味では飲食店で使用されています。
物事の予定されている項目の意味では、筋トレなどこれからやる予定の事柄について使用されます。
操作項目の意味では、コンピューターについて使うことが多いです。
「タイトル」と「メニュー」の違い
「タイトル」とは題名のことです。
書籍の表紙やCDのジャケットなどに書かれているもの、演劇などにつけられている語句を指しています。
「メニュー」は料理の品目、コンピューターの操作広告など、いくつかの名前が並んでいるものを指しています。
まとめ
「タイトル」は書籍、映画、音楽などについて使われることが多く、「メニュー」は飲食店で使われることが多く、それぞれの言葉が意味するものは異なります。