「値千金」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「値千金」とは?意味と使い方

この記事では、「値千金」の意味を分かりやすく説明していきます。

「値千金」とは?意味

千金もの値打ちがあること。

大切な意味がある、意義があるなど、 物事の価値を高く評価していう言葉です。

春宵一刻値千金という言葉があり、春の宵の時間に歩くのは趣深く、千金に値するという意味となっています。

値千金という言葉には意義を強調する役割があり「値千金の逆転打」(野球での逆転ヒットを指す)などの使い方があり、より価値を高める印象が得られます。


「値千金」の概要

値千金という言葉自体が価値の高いという意味合いのためポジティブな用例が多くなっており、「値千金の初勝利」など、さらにもともとの価値よりもよりありがたい存在であるという見方をするケースもあります。

ただし使われ方として、商品を提供する側が値千金の価値の宝石、値千金の車などという使い方はせず、スポーツ記事などにおいて記者など第三者が評価をする使い方が多くなっています。

どちらかと言うと起きたことに対して使う言葉ですが、ここでうまくできたら値千金だというような仮定の言葉で使えないこともありません。


「値千金」の言葉の使い方や使われ方

「値千金のホームラン」という使い方がありますが、この場合ホームランは同点状態が長く続いたのを逆転に導いた意義のあるものや負け状態から逆転に導いたものを指し、10対0で勝っている試合を11対0にするホームランにはあまり使われません。

サッカーでも値千金のゴールと言う使い方が見られますが、こちらは負けから同点、同点から勝ちへと導いたゴールとなり性質は同じです。

ゴルフであれば相手との差を一気に詰めるシーンに使えるでしょう。

チームにとって値千金となるメンバー加入は、そのまま有力なメンバーが加入してきたことを指します。

言葉としてはスポーツで使われるシーンが多くなっており、ギャンブルであれば賭けた側の視点ではあまり使われず選手の視点で使われることはあり、意味合いのポジティブさから保険のプラン名でも使われるケースがあります。

言葉の使われ方としてはスポーツ記事で使われるのが最も多い言葉といえ、株式に対する記事などでも値千金という表現はあまり見られません。

「値千金」の類語や言いかえ

値千金とほぼ同じ意味である価千金、価値ある、意義ある、決定打となる、この日一番の、重大な、などが言い換えに使える言葉と言えます。

スポーツ記事で多く使われる言葉となっていて、状況が合えば特に「決定打となる」は使いやすいと言えます。

また、「価値ある」も使いやすい言葉ですが、反面字面のインパクトは値千金にはかなわないものがあるでしょう。

まとめ

値千金は価値のあるものという意味あいの言葉のため広く使えないこともないものですが、現在はスポーツ記事中心に使われ、それ以外でも逆転を決める結果になったことなどで使わることが多くなっていて商品そのものに値千金と言うケースはかなり稀となっています。

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