この記事では、「化粧水」と「美容液」の違いを分かりやすく説明していきます。
「化粧水」とは?
化粧水は基礎化粧品の基本です。
水分不足になりがちな肌の保湿機能をサポートする役割を果たします。
通常は洗顔をした後、肌が乾ききってしまう前に化粧水を使います。
一言で化粧水と言っても、いくつかのタイプに分かれるので肌質に合わせて購入するのが一般的です。
例えば、乾燥肌の人は保湿成分がたっぷり配合されている化粧水を選び、油性肌の人はさっぱりタイプの化粧水を好みます。
使い方はまちまちで、コットンでパッティングしたり適量を直接手に取って優しく肌へ塗ったりします。
ちなみに、化粧水を塗った後に保湿効果を高めるために使用するのが乳液です。
肌へ浸透した化粧水の成分が乾燥してしまわないように蓋の役目を果たします。
近年は男性も肌の手入れにいそしむ人が多くなり、男性用基礎化粧品にも当然のように化粧水が含まれています。
化粧水を選ぶ際には、成分、使用感、価格などがポイントになります。
洗顔後に使用するので、朝と晩の1日2回程度必要になるため、肌に合うものを見つけて使用するのが理想です。
購入先はスーパーやドラッグストア、ネットなどで購入するケースが多く、こだわり派はデパートで美容部員のアドバイスを聞きながら購入する人も。
こだわりゼロ派であれば、100円均一でも購入はできます。
「美容液」とは?
美容液は、肌トラブルのケアや予防効果を期待して使うものです。
一般的には、化粧水や乳液よりも美容成分が豊富に含まれているために値段設定が高めです。
美容液は集中的なケアを行うために、部分的な使い方もします。
例えば、皮膚が薄く疲労や加齢によるダメージが出やすい目の周り、メラニン色素が沈着してしまいシミが目立ってしまう肌、ほうれい線などのシワの悩みを持つケースが多く、専用の美容液が人気です。
美容液は化粧水の後に使います。
乳液も一緒に使う場合は、特別な使用説明がない限り化粧水→美容液→乳液の順番で使います。
化粧水で水分を補給し、美容液で集中ケアを行い、乳液で成分が正しく染み込むように蓋をするという意味があるからです。
「化粧水」と「美容液」の違い
「化粧水」と「美容液」の違いを、分かりやすく解説します。
化粧水は肌へ水分を補給するためのもので、洗顔直後に使用します。
また、美容液は集中ケアや予防のために使うため、化粧水の後に使うのが一般的です。
含まれている成分、使用目的が異なります。
まとめ
何のケアも必要としないほどに潤っている10代、ストレスなどから少しずつ肌コンディションが崩れてくる20代、明らかに保湿が必要とされる30~40代、シミしわが増えてアンチエイジングケアが欠かせなくなる50~60代。
その後、歳を重ねても女性は肌の手入れを止めることはありません。
「色の白いは七難隠す」と言いますが、美しい肌は女性にとって財産と言っても過言ではないのです。