この記事では、「サウナ」と「ミストサウナ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「サウナ」とは?
フィンランドが発祥とされる蒸気・熱気を利用した蒸し風呂のことです。
小屋や小部屋で、ストーブで熱した石に水をかけて、その際に発生する蒸気や、ストーブや石の熱によって、室温と湿度を上げていきます。
室温は50~120度ほどにもなり、室内の上の方ほど温度が高くなります。
高温になっているため、長時間「サウナ」に入ることは勧められません。
1回に入る長さは、慣れていない人は5分ほど、長くても12分ほどとされています。
「サウナ」に入ることで大量に汗をかくので、入る前と後には水分補給をしっかりと行います。
室温が高い場所に身を置くことで、血流が促されることが期待できます。
血流がよくなることで体内から疲労物質が流れやすくなることも期待できます。
注意点としては、アルコール摂取後や食後には入らない方がよいことがあげられます。
食事をすると胃に血流が集まり、消化活動が進められるのですが、「サウナ」に入ると胃に負担をかけるといわれています。
「サウナ」の使い方
フィンランドが発祥とされる蒸し風呂を指して使用する言葉です。
サウナと呼ばれるものには、「遠赤外線サウナ」「塩サウナ」「ミストサウナ」などいくつか種類があります。
「ミストサウナ」とは?
霧で室内を満たした「サウナ」のことです。
霧はミストともいいます。
蒸気は気体ですが、ミストは細かな水の粒です。
霧吹きを使うと細かな水の粒がでてきますが、あのような細かな水の粒をミストといいます。
「ミストサウナ」の温度は50~60度と一般的なものに比べて低温です。
そのため、長時間入っていることが可能です。
高温の「サウナ」は交感神経が刺激される場合がありますが、低温の「ミストサウナ」は副交感神経が優位になるといわれています。
副交感神経は、睡眠中など主にリラックスしているときに活発に働きます。
一般的な「サウナ」に比べて低温とはいえ、汗をたくさんかくので入る前と後には水分補給をしっかりと行います。
「ミストサウナ」の使い方
ミストを利用した「サウナ」を指して使用する言葉です。
「サウナ」と「ミストサウナ」の違い
「サウナ」は蒸し風呂のことです。
「塩サウナ」「遠赤外線サウナ」など、さまざまな種類があり、その中の一種が「ミストサウナ」です。
「サウナ」の中でも、霧を使ったものを特にこのように呼びます。
「サウナ」の例文
・『サウナ通いをしている』
・『サウナが好き』
・『サウナにはまっている』
・『サウナに入って汗をかく』
「ミストサウナ」の例文
・『ミストサウナが気持ちいい』
・『ミストサウナのある温泉施設』
・『ミストサウナに入って気分がすっきりした』
・『ミストサウナを楽しむ』
まとめ
どちらの言葉も蒸し風呂を指していますが、特に霧を利用しているものは「ミストサウナ」といいます。