「タイマン」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「タイマン」とは?新語・ネット用語

SNSを見ていると、知らない単語が出てくることもあります。

この記事では、「タイマン」の意味を分かりやすく説明していきます。

友達に今さら聞きにくい言葉を、サクッと覚えていきましょう。

「タイマン」とは?意味

タイマンとは、1対1のケンカのこと。

集団ではない、単独のいがみ合いや争いのことです。

やんちゃな男の子同士が、決闘するときに使います。

タイマンは「タイマンを張る」といいます。

プロレスラーがリングに上がるような、ワイルドな強さを匂わせる表現です。

「タイマンを張る」は、いかつい不良同士が取っ組み合いをするときに用います。

サシで向かい合って殴り合いをするので、不良グループの間では「男らしくてカッコいいこと」と思われるケースが多いです。

集団リンチに比べて、潔いのがタイマンです。

最近ではフォートナイトなどのゲームでも、タイマンは使われています。

ちなみに「1対1のバトル場」「タイマン場」です。


「タイマン」の概要

タイマンの語源には、いくつかの説があります。

ひとつは中国語の「対懣(たいまん)」からやって来たもの。

対懣とは、カッとなること。

目くじらを立てて怒ることです。

ここから「対懣」がタイマンに変化したと考えられています。

そして2つ目は「マンツーマンで対面する」という言葉から生まれたもの。

「対マン」「タイマン」に変化したとみられています。

もともとマンツーマンは英語やピアノなど、個人レッスンの時に使われる表現です。

そのためやや暴走した言い方が「タイマン」となります。

「タイマン」は暴走族やヤンキー同士のトップ争いで使われる言葉です。

そのため最近では「人気の不良映画」でもよく「タイマン」が用いられています。

ワル同士のガチンコ勝負がタイマンです。


「タイマン」の言葉の使い方や使われ方

一般社会ではあまり耳にしないタイマン。

タイマンはこのようなシーンで使います。

・河川敷に散歩に行ったら、不良同士のタイマンに出くわしてビックリした。

・ネットゲームで本気の、タイマン勝負をした。

・部長が若かりし頃の武勇伝として「タイマンを張ったエピソード」を語った。

タイマンとは1対1のバトルのこと。

ワルたちが話す、不良の言葉です。

最近ではゲーム上の「個人戦」をタイマンともいっています。

そのためひと昔前よりは、気軽に使われています。

「タイマン」の類語や言いかえ

タイマンの言いかえには、次のような言葉があります。

・サシの勝負
・一騎打ち
・マンツーマンの戦い
・1対1で争う
・2人で対決する
タイマンとは「一騎打ち」のこと。

そのため「シングルマッチ」「マンツーマンの戦い」にも言いかえができます。

まとめ

「タイマン」の詳しい意味や、使い方をお知らせしました。

タイマンとは「1対1で向き合って決闘する」こと。

不良チームが頂上決戦をするとき、サシ向かいで戦うときに使います。

また最近ではゲームで「シングルマッチすること」「タイマンする」といいます。

知っておくと愉快な言葉なので、覚えておくと便利です。