「ロンリーガール」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ロンリーガール」とは?新語・ネット用語

この記事では、ロンリーガルの意味を分かりやすく説明していきます。

ロンリーガールとは?意味

ロンリーガールとは、孤独で寂しい気持ちがある夢見る少女を指す言葉です。

ひとりでいることのつらさと寂しさに包まれた少女は、やるせない気持ちと切ない気持ちで胸がかき乱されています。

しかし、誰か相手になってほしいと思ってはみたものの恋人はいないし、近くに友達もない。

そのような状況に苦しみ、つらくて涙が出そうな状況の女性をロンリーガールと呼びます。


ロンリーガールの概要

寂しがり屋の女性に対してロンリーガールと使います。

失恋したときのやるせない気持ちやつらさ、そして誰もいない現実にうちひしがれている状態を指す言葉です。

この言葉の元ネタは歌手の加藤ミリヤさんで、『ディア・ロンリーガール』の歌詞に女性の寂しさや悲しさを表した歌詞が世の中の女性を虜にしました。

作詞は数々の代表作を手がける松本隆さんです。

この曲を加藤さんは10代のときに歌ったのですが、「こんな大人になりたくい」と、大人の社会に反抗するような歌詞が特徴的でした。

「大人に負けない」と誓う言葉も印象的ですが、女子高生の孤独と苦しさを歌い上げた加藤さんは10代の少女のカリスマ的な存在となり、指示を集めたのです。

ディア・ロンリーガールの歌詞は心に焼きつき、曲調はいつまでも胸の中を漂います。

どこか10代の少女に勇気と希望を与えるような歌詞も共感できると話題になりました。

この歌が世に出る80年代には佐東由梨さんという女性歌手が『ロンリーガール』を発表しています。

この女性歌手は2年で引退したのですが、彼女の歌う曲が海外で活躍するMarvin gaye氏の『Sexual Healing』にそっくりだと噂が持ち上がりました。


ロンリーガールの言葉の使い方や使われ方

寂しい女性を見かけたとき、その人をロンリーガールと言います。

付き合っていた恋人と別れた後に深く心が傷つき、思い出しては切ない気持ちでいる姿はまさに孤独感が漂います。

そのような状態の気の毒な女性に対して当てはまる言葉です。

また、10代の少女が抱える悩みを誰にも打ち明けられずにつらいと思う気持ちを抱えていて、今の酷いその現実に悩んで落ち込む様子を表すために使われている言葉です。

ロンリーガールを使った例文(使用例)

・家出を繰り返す10代の少女の気持ちも歌い上げる加藤ミリヤの切ないロンリーガールがいい。

・いつも寂しそうな表情でいるあの子はロンリーガールだ。どのような言葉をかけてあげればいいのかわからない。

・ECOが1997年にK DUB SHINEと一緒にロンリー・ガールを歌い上げた。

加藤ミリヤさんが歌い上げたロンリーガールは、女子高生たちが抱える思春期のつらさと葛藤を描き出しています。

また、ロンリーガールはいつも寂しそうな表情を見せるのも特徴的。

そんな気の毒な少女たちの胸の内をじっくり歌い上げているのがロンリーガールでもあり、背中を押し、自立をうながし、前に突き進んでほしいと応援する歌でもあるのです。

そして、1997年には歌手のECOが同じ題名で曲を発表し、人々の心を捉えたのでした。

まとめ

同年代の少女から指示されるロンリーガールの歌詞には「みんなで力を合わせて生きよう」と人に勇気と希望を与える曲として、当時は話題となりました。

もし、自分が寂しくなったときは、この曲の歌詞を読んで自分を奮い立たせて、前向きに生きられるよう工夫してみるといいでしょう。