この記事では、もちつけの意味を分かりやすく説明していきます。
もちつけとは?意味
もちつけとは、もう少し落ち着けという意味があります。
「落ち着け」が音変化したもので、「もう少し落ち着け」を短く表したスラング用語です。
騒いで煩い人に対して「落ち着いた行動をしなさい」と注意するときに使いますが、掲示板やSNS上では一人で暴走した書き込みをする人に対して「落ち着いてコメントしなよ」と突っ込む気持ちで言い放つ言葉です。
もちつけの概要
数ある中から人気の当時2ちゃんねるだった掲示板でスレッドを立ち上げて、やり取りしていた人の中で興奮して気持ちが高ぶったときに書き込んだ言葉にまずいなと感じた人たちが「落ち着け」となだめようとしました。
しかし、そのなだめるはずの人も気が動転してしまい、「もちつけ」と間違った言葉で打ってしまったのです。
そのやり取りを見ていた人たちからどちらも面白いということになり、この言葉が掲示板内で使われるようになります。
もちつけの使い方や使われ方
インータネット上では、掲示板内で興奮して荒れていく書き込みに遭遇したとき「落ち着いた方がいいですよ」という気持ちを伝えるとき「もちつけ」と使います。
この言葉が使われるようになった当時、掲示板を使っていた人たちのことを「お前ら」と呼び、しだいに「おまいら」と親しみを込めて言うようになっていきます。
その流行した言葉を足して「おまいらもちつけ」というふうに変えていき、突っ込みを入れるようになったのです。
おまいらと付けるときは、複数の興奮した人たちに対して突っ込みを入れるときに使う言葉になります。
反対に、もう少し盛り上げたい板の場合は「みんな、もっともちつけ」と言って興奮させるときにも使いますが、このような場合は掲示板をもっと楽しいものにしようと落ち着かせて、書き込みをしようと伝えるために使われています。
しかし、あまりにも激しい攻撃で困らせる人や、喧嘩になってしまったときは「おまえ、もちつけないなら消えろ」と掲示板を使わせないように忠告する気持ちを伝える言葉にもなるわけです。
もちつけを使った例文(使用例)
・みんなそんなに騒いだら他人の迷惑になるよ、もちつけ。
・おまいらはいつもそうやって騒ぐけど、マナー違反しちゃいけないよ。もう少しもちつけって。
・さっきから忠告しているというのに、もちつけないなら早くこの板から消えな。
掲示板でやり取りしていた人たちが興奮して、落ち着かない様子であればかけ声をかけてから落ち着けと伝えるといいでしょう。
また、いつも騒ぐ人に対して注意するときに落ち着かせるために使える言葉でもあります。
突っ込みを入れてもまだ騒ぐような人にはすぐに退去してほしいなら、この板から消えてほしい気持ちを伝えるためにもちつかないを先に使えば、相手にも気持ちが伝わるわけです。
まとめ
落ち着かない様子が見えるスレは他の人を疲れさせますし、がっかりさせることになります。
多くの人が楽しくやり取りする場所として利用しているのですから、人のことを考えて書き込みするのは大人としてのマナーです。
逆に他人が騒いでいるようであれば「食事でもしてきなよ」「癒される音楽を聴いて」と言い、落ち着かせてからまた掲示板でやり取りすれば楽しい気持ちで交流ができるでしょう。