この記事では、「ちょろい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ちょろい」とは?意味
「ちょろい」には3つの意味があります。
1つめは、非常に簡単なことです。
足し算・引き算は小学校の1年生で習います。
小学校6年生だったら、一桁の足し算・引き算は簡単にできてしまうことでしょう。
こんな問題「ちょろい」のです。
2つめの意味は、考え方ややり方に深い考ところがないこと、簡単であることです。
「ちょろい手にはのらない」のような使い方をします。
騙そうとして安易な手を使ったけれど、そんな手は簡単に見破れるものだといったことです。
3つめは手ぬるいです。
厳しくないという意味になります。
「ちょろい」の概要
容易なさまを指す言葉です。
ゲームでボス戦をするときのことで考えてみます。
敵はレベル30で、自分はレベル50です。
レベルが20も違えば、ボスでも簡単に倒せてしまうことでしょう。
「倒すのなんてちょろい」のです。
敵のレベルが30、自分のレベルが25だった場合、勝てるかもしれないし、負けるかもしれません。
ボスなので一般的な敵よりも強く、戦いは厳しいものになるでしょう。
攻撃をまともに受ければ体力を大きく消費してしまい、攻撃をしても自分のレベルが低ければ相手に大きなダメージを与えられないかもしれません。
なかなかボスを倒すことができないでしょう。
このさまは「ちょろい」が意味するものではありません。
簡単にまるめ込まれる人を指す場合もあります。
自宅では猫を飼育しています。
飼い主は猫のことをとてもかわいがっていて、猫のためなら何でもしてあげたい気持ちです。
自分のことよりも猫を優先することは珍しくありません。
この猫がお腹が空いて、おやつが欲しいと思ったとします。
猫は飼い主のもとに寄り、「みゃー」とかわいらしい声で鳴きました。
「おやつちょうだい」と目で語っているようでもあります。
おやつばかりあげると肥満になるといけないので、本当は与え過ぎはよくありません。
しかし、猫の仕草を見た飼い主は、かわいさに気持ちが動いてしまい、おやつを与えてしまいました。
猫にとっては飼い主を操作することや、おやつをもらうことは「ちょろい」といえそうです。
「ちょろい」の言葉の使い方や使われ方
容易なさまを指して使用する言葉です。
簡単に処理できることや、考え方ややり方に深いところがないさまを指します。
処理するのが難しい、簡単にはできないといったことには使用しません。
目上の人に対しても使用しません。
また、公の場では使用をせず、友達同士、家族の間でなどで使用をすることが多いです。
「ちょろい」の類語や言いかえ
「簡単にできる」が似たような意味を持つ言葉です。
しかし、「ちょろい」は「ちょろい考え」のような使い方ができますが、「簡単にできる」はこのような使い方はできません。
物事の処理に関する言葉です。
まとめ
簡単にできること、安易な考えややり方を指す言葉です。