この記事では、厳しい親と毒親の意味を分かりやすく説明していきます。
厳しい親とは?
厳しい親とは、子供に対してしつけが厳しいのが特徴的です。
言葉の使い方や食事する上でのマナーを重んじるため、親子であっても敬語を使わせ、挨拶をしっかりしないと人前でもへいきで怒鳴りつけるのも厳しい親に見られる行動です。
また、人前に出しても恥ずかしくないよう服装も親が選んだ真面目に見える服を着させ、髪型も整える。
だらしなさが見られるような服装はさせずに、いつも育ちのいい服で決めて、良い子に見せるわけです。
親の言うことは絶対であり、反論したり、逆らうような態度を見せれば厳しく叱り、直させます。
それでも言うことを聞かないときは押しりれに入れて反省させたり、食事を食べさせないで言うことを聞かせるなど徹底した親中心の教育します。
毒親とは?
毒親とは、自分の思い通りにしようとする親を指す言葉です。
付き合っている友達が気に入らないと思えば「付き合うな」と言ったり、学校の帰りが少しでも遅いと激しく怒るのです。
勉強ができなければ頭を殴り、腕を強く引っ張るなどの暴力を奮うこともあり、怖い存在になります。
この毒親は自分の支配下に子供がいるという考えのため異論を唱えたり、自己主張を聞くなどはしません。
自分が描いたようにしつける。
それが当たり前のことでありますので、子供が逆らうなどもってのほかなのです。
また、「お前の学費は私の貯金から出している」と言い「休むな」と強く言えば子供は「休んではいけない」と思い親の言うことを受け入れます。
厳しい親と毒親の違い
厳しい親と毒親の違いを、分かりやすく解説します。
負の感情を持った子供を自分の意のままに操るのが毒親という違いがあります。
対して、厳しい親は子供に負の感情を持たせることはなく、しつけに焦点を当てた叱り方をするという違いがあります。
厳しい親は間違った行動を正すため子供を叱りつけてやらないように促しますが、毒親は子供が持つ罪悪感につけこむようにしてコントロールしていくわけです。
厳しい親の例文
・厳しい親は学歴を重視する傾向が見られるため、子供の頃から塾に行かせ、有名大学を目指して勉強させるのです。
・厳しい親に育てられた子供は自己主張できる子が少なく、どこか暗い顔をしている。
厳しいしつけを受けた子供は勉強ができますが、自分がこのようにしたいと主張できなかったり、表情が暗い子が多く、気の毒に感じてしまう人が多いでしょう。
毒親の例文
・自分の思い通りにならなければなるまで言葉や暴力でコントロールするのが毒親の特徴だ。
・毒親に育てられるとどこか引け目を感じてか自ら進んで行動できない子供が多い。
子供を自分の言うことに逆らえないようにするのが毒親の特徴でもあり、ときに暴力を激しく奮っては言うことを聞くように仕向けます。
そのような親に育てられた子供は人の目ばかり気にして、自分から進んで行動できない特徴が見られるのです。
まとめ
良い子に育てようと思うあまり、厳しく育てるのはいいかもしれませんが、限度を超えると毒親になってしまいます。
子供も意思を持つ一人の人間だということを忘れずに、ときに意見を聞き入れることも大切なことです。
感情的に叱る前に、気持ちを一度落ち着かせて、子供に目を向けるようにしましょう。