この記事では、「どうしよ平八郎の乱」の意味を分かりやすく説明していきます。
「どうしよ平八郎の乱」とは?意味
「どうしよ平八郎の乱」とは、2018年頃(平成30年頃)に中高生の年代の若者の間で流行したネットスラングです。
「どうしよ平八郎の乱」は、学校の歴史(日本史)の授業で「大塩平八郎の乱(1837年)」について習った中学生や高校生が思いついたとされる「ダジャレ(駄洒落)」であり、特別に深い意味があるわけではありません。
「どうしよ平八郎の乱」の意味は、シンプルに「(何か困ったことが起こったり何かしなければならない課題などがあって)どうしよう」になります。
「どうしよ平八郎の乱」は「どうしよう」と「大塩平八郎の乱」からつくられたダジャレであり、「(困った状況に直面していて)どうしたらいいんだろう」ということを意味しているのです。
「どうしよ平八郎の乱」の概要
「どうしよ平八郎の乱」は中学生・高校生といった若い世代の人たちが、SNS上の言葉遊びとして思いついて広めたネットスラングです。
「どうしよ平八郎の乱」の元ネタは、大坂東町奉行所の役人・陽明学者だった大塩平八郎が、天保8年(1837年)に幕府に対して反乱を起こした「大塩平八郎の乱」にあります。
「大塩平八郎の乱」は、天保の大飢饉で民衆が米不足で飢えたり餓死したりしているのに、奉行所や幕府が救済(食糧支援)してくれないことに対する実力行使の抵抗として、大塩平八郎がリーダーになって起こした反乱でした。
その「大塩平八郎の乱」を元ネタにしたダジャレ・地口(じぐち)の言葉遊びの中で生み出されたのが、「どうしよう」を意味する「どうしよ平八郎の乱」なのです。
「どうしよ平八郎の乱」の言葉の使い方や使われ方
「どうしよ平八郎の乱」の言葉の使い方は、単純に何らかの問題・不安(悩み)などがあって、「どうしよう」と思った時に使うという使い方になります。
基本的に言葉遊びの駄洒落として使われるネットスラングなので、「どうしよ平八郎の乱」がシリアスな問題や真剣な悩みごとを指して使われることはまずありません。
TwitterやインスタグラムなどのSNSにおいて、テストがあるのに十分な勉強ができていないとか、親に学校をさぼっていたことがバレたとかの理由で、「どうしよう・どうしたらいいんだろう」と思った時などに、「どうしよ平八郎の乱」というネットスラングが使われているのです。
「どうしよ平八郎の乱」を使った例文(使用例)
・『数学がまったく分からなくて今度の期末テストで赤点を取って再試になってしまった、どうしよ平八郎の乱。』
・『どうしよ平八郎の乱、バイト代が入るのはまだ1ヶ月近くも先なのに、早くも手持ちのお金を全部使い果たしてしまった。』
・『志望大学を来週には決めなければいけないんだけど、希望していた大学の偏差値にはまったく足りていないよ、どうしよ平八郎の乱。』
まとめ
「どうしよ平八郎の乱」というネットスラングの意味・概要・使い方について解説しましたが、いかがでしたか。
「どうしよ平八郎の乱」は2018年頃に主に10代の若者の間で流行ったネットスラングで、「どうしよう」と「大塩平八郎の乱」をかけ合わせてつくられたものです。
「どうしよ平八郎の乱」について詳しく知りたい人は、この記事の内容を読んでみてください。