「ステゴロ最強」とは?意味や使い方など概要

「ステゴロ最強」とは?新語・ネット用語

この記事では、「ステゴロ最強」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ステゴロ最強」とは?意味

「ステゴロ最強」とは、「武器を使わない素手の喧嘩でもっとも強いこと、もっとも強い人」を意味しているスラング(俗語)です。

「ステゴロ最強」は喧嘩と無縁な「カタギ(堅気)の世界」ではほとんど使われることのないスラングであり、ヤクザやアウトロー(ごろつき)、喧嘩好きの不良の世界で主に使われるスラングになっています。

「ステゴロ最強」「ステゴロ」「最強」を組み合わせた言葉ですが、「ステゴロ」というのは「ナイフ・日本刀・拳銃などの武器(獲物)を使わずに素手だけでやり合う喧嘩、素手喧嘩」を意味している俗語なのです。


「ステゴロ最強」の概要

「ステゴロ最強」の俗語そのものの意味は、「素手の喧嘩において一番強い」というシンプルなものです。

「ステゴロ最強」に特定の語源があるわけではありませんが、「ステゴロ最強」のスラングが渾名・称号のようになっていた人物として、ヤクザの大幹部だった「花形敬(はながたけい, 1930年頃~1963年)」がいます。

花形敬は安藤組(東興業)の幹部で、白いスーツを好んで着ていて、好戦的な性格でした。

前科7犯で22回もの逮捕歴があるとされる花形は「伝説の喧嘩師」の異名を取っていましたが、それはすなわち「ステゴロ最強・ステゴロ無敵」を意味していたのです。

リアルのヤクザの世界で「ステゴロ最強」とされた花形敬は、人気の格闘漫画「グラップラー刃牙」に登場する花山薫のモデルになった人物とされていることでも知られています。


「ステゴロ最強」の言葉の使い方や使われ方

「ステゴロ最強」というスラングは、「素手で殴り合う喧嘩でもっとも強いことやその人物」を示して使われます。

「ステゴロ最強」の表現の使い方は、「刃物・銃器などを使うことがなく、正々堂々と素手で殴り合う喧嘩において一番強い人物」を指示して使うという使い方になります。

「ステゴロ最強」は、「日常的に喧嘩をすることが多いヤクザ・不良・アウトローの世界において使われる、素手喧嘩で最強であることや人を意味する俗語」なのです。

「ステゴロ最強」を使った例文(使用例)

・『ステゴロ最強で伝説の喧嘩師と称賛されていた花形敬も、最後は刃物を持った刺客に襲われて命を落とすことになりました。』

・『武器を使うことなく、素手で堂々と相手を打ちのめして屈服させるイメージがあるステゴロ最強は男のロマンなのです。』

・『現代におけるステゴロ最強は、「路上の伝説」というニックネームがつけられているプロ格闘家の朝倉未来かもしれません。』

まとめ

「ステゴロ最強」という俗語(スラング)の意味・概要について分かりやすく解説して、使い方・例文を紹介しましたがいかがでしたか。

「ステゴロ最強」というのは、「凶器などを使用せずに素手で殴り合う喧嘩で最強であること」を意味している言葉です。

「ステゴロ最強」の表現について詳しく知りたい人は、この記事の内容をチェックしてみてください。