この記事では、「口にする」の意味を分かりやすく説明していきます。
「口にする」とは?意味
「口にする」には2つの意味があります。
ひとつは、口に入れるです。
食べものや飲み物を口に入れる、物を口にくわえるといった意味です。
もう一つは、言葉に出していうです。
心の中だけにとどめておくのではなく、言葉という形で表すことを意味します。
どちらの意味でも「口」は人間の場合だと顔の鼻の下についている、開口部を指しています。
「口にする」の概要
口は物が入ってきたり、言葉がでていったりする場所です。
物が入ってくる意味では、「口にする」は飲み食いするという意味になります。
何を食べるのか、何を飲むのかは意味に含まれていません。
今、目の前に嫌いなピーマンの料理があります。
できれば食べたくないです。
しかし、好き嫌いを許さない母親なので、食べないとその場から動かしてもらえません。
仕方なく、ピーマンを箸でつまんで口の中に入れました。
これを「嫌いなものを口にする」といいます。
人間が食べることはできても、犬・猫には食べさせてはいけないものがあります。
たとえば、チョコレートです。
チョコレートにはテオブロミンという成分が含まれています。
犬や猫はこの成分を分解する能力が低く、摂取をすると中毒を起こしてしまうことがあります。
また、チョコレートにはカフェインも含まれています。
カフェインには神経を興奮させる働きがあり、犬や猫などが摂取をすると興奮し過ぎてしまいます。
そのため「口にしてはいけない」食べものです。
口には物が入ってくるだけでなく、言葉が出ていく場所でもあります。
1日中仕事を頑張って行っていると、帰宅することにはぐったり疲れていることがあります。
疲れていてもそれを言葉に出さない人もいることでしょう。
言葉にしてしまうと、余計疲れた感じがしたり、他の人に不快な思いをさせたりするためです。
一方で、言葉として表す人もいます。
口から「疲れた」という言葉がでてくるのです。
これを「疲れたと口にする」といいます。
どういった言葉を出すのかという意味は含まれていません。
そのため、うれしい気持ち、悲しい気持ち、怒りの気持ち、思い出、予定など、さまざまなことについていうことができます。
「口にする」の言葉の使い方や使われ方
食べものや飲み物を口の中に入れる、言葉が口の外にでるという意味で使用をします。
どのような食べもの・飲み物、どのような言葉についても使用できます。
言葉がでるという意味では、ぼそっと言うことや、思わず気持ちが出てしまったときに使われることが多いです。
「口にする」の類語や言いかえ
「飲み食いする」「言葉にする」が似たような意味の言葉です。
飲み食いするは、食べものや飲み物を口の中に入れることを意味します。
言葉にするとは、言葉が口から出てくることを意味します。
まとめ
口は食べものを入れる場所であり、言葉が出てくる場所でもあります。
この言葉は、食べものや飲み物を口にする、言葉を出すという意味です。