この記事では、「おま環」の意味を分かりやすく説明していきます。
「おま環」とは?意味
「おま環」とは問題が起きてるのはお前だけ、環境が悪いのが原因という意味の言葉です。
この環境というのは生活環境などではなく、パソコンやスマホと言った電子機器のOSやスペックという意味での環境を指します。
オンラインゲームや動画サイト、配信プラットフォームからダウンロードしたパソコンゲームやスマホアプリなど、人によって動作環境が異なる環境で同じものを楽しむコンテンツに関連して使われる言葉です。
不具合や問題が起きているのはサーバー側が原因ではなく、それを動作させている環境が悪いと表現するのに「おま環」という言葉が使われます。
「おま環」の概要
「おま環」は「お前の環境が悪い」が略されてできたネットスラングです。
由来はパソコンゲームの配信プラットフォームであるSteamについて語るコミュニティで、お前の国には売ってやらないという意味の、おま国という言葉が生まれました。
それから転じて、お前の何々がどうこうという、おま何々という言葉が複数生まれ、「おま環」もその一つです。
Steamで配信されているゲームはインディーゲームも多く、特定言語だけ不具合が起きるケースも多々あります。
何か不具合が起きた時に何が原因か質問されることも多いですが、個人の動作環境が原因のことも多く、その返答を簡略化したネットスラングが「おま環」です。
「おま環」の言葉の使い方や使われ方
「おま環」は不具合や問題が起きたと報告された時、あるいはそれの原因を聞かれたり、他の人も同じか確認された時に、自分側では問題がなく、個人の環境が原因だと思われる場合に使われます。
単純に「おま環」とだけ書き込むこともあれば、『「おま環」じゃない?』という様に単語として使われることもあるスラングです。
また由来としては「お前の環境」を意味しますが、質問した側が自分の環境が原因だった問題を解決して、『ごめん「おま環」だった』という様に、自分に対して使うこともあります。
「おま環」の類語や言いかえ
「おま環」には同じようにSteamから生まれた「おま何々」という形のスラングが多くあります。
「おま国」は「おま何々」の中でも一番はじめに生まれた言葉で、お前の国には売ってやらないの略です。
「おま語」はお前の国にも売ってやるが、お前の国の言語は消すの略で、元々は日本のコンシューマー版が移植されたゲームなのに、他言語はあっても日本語だけ非対応にされているゲームを指します。
他にも他の国より遅れた日に売ってやるという「おま日」などは「おま環」と同じ派生元を持ったネットスラングです。
ただし「おま環」のようにその人個人に原因がある言葉は、「おま環」以外にはありません。
まとめ
「おま環」はただ一言「おま環」の三文字だけで使われることもあるので、端から見ていると意味を理解できないこともしばしばあります。
突き放すような言葉に感じるかもしれませんが、個人によって環境がそれぞれ違うパソコンでは、その動作環境由来の問題も多いので、つっけんどんな返しになってしまうのも仕方ないかもしれません。