この記事では、「地震大丈夫?」の意味を分かりやすく説明していきます。
「地震大丈夫?」とは?意味
地震があったけれど、大きな被害やケガはありませんでしたか、といった意味です。
地震とは大地の揺れです。
地球の表面はプレートで覆われています。
卵でたとえると、ヒビのないつるんとした状態ではなく、ところどころにヒビが入ったような状態にです。
プレートが重なりあうところでは、一方が下に潜るような形になったり、ぶつかったりしています。
このときに揺れが発生して、これが地震になります。
大丈夫には、安心できるさまという意味があります。
「?」をつけると疑問を意味することになり、安心できる状態ですか、といった意味になります。
地震で心配されるのは、家屋の倒壊、ケガなどです。
そういった事柄を「大丈夫ですか」と気にする意味を持つ言葉です。
「地震大丈夫?」の概要
2020年12月12日に青森県で最大震度5弱の地震が発生をしました。
そのときに、SNS上でみられた言葉です。
本当に心配をしている人の投稿もありますが、SNSでは自分自身を撮影した画像とともにこの言葉が使われているものが多くありました。
日本は地震が多い国です。
過去にあった大きな地震には、1923年9月1日の関東大震災、2011年3月11日の東日本大震災、1896年6月15日の明治三陸地震などがあります。
これほど大きなものでなくても、震度1、2程度のものがほぼ毎日のように発生しています。
もしも大きな地震があったとき、まずは自分のことが気になるでしょう。
そして、自分が安心だとわかると、今度は家族や友人などのことが気になります。
気になる相手には「大丈夫?」と声をかけることでしょう。
地震が多い国なので、それに対する備えをしておくことが、命を守るためには大切なことです。
家具が転倒する恐れがあるため、家具は固定をしておきます。
食器戸棚は、扉が開かないようにしておきます。
固定をしたり、開かないようにするための道具が販売されているので、それを取りつけます。
もしも食器棚が倒れてきたり、窓ガラスが割れたりしたときのために、ベッドそばなどに靴やスリッパを用意しておきます。
靴やスリッパがあれば、ガラスを足で踏んでケガする心配がありません。
逃げるときのことを考えて、貴重品はすぐに取り出せるようにしておくとよいでしょう。
貴重品はいつも同じ場所にしまうようにします。
非常時に持ち出すために用意しておきたいものは、懐中電灯、マッチやライター、救急セット、飲料水、携帯ラジオ、食料、衣類、常備薬などです。
こういったものは、片手で持てるリュックなどに入れて用意をしておきます。
「地震大丈夫?」の言葉の使い方や使われ方
大地の揺れが起こったときに、相手を心配して使う言葉です。
「地震大丈夫?」の類語や言いかえ
「大きな問題はありませんでしたか?」が似たような意味の言葉です。
これだけだと、地震以外のことにも使えますが、地震が起こった直後に使えば、揺れによる被害を心配している意味になります。
まとめ
日本は地震が多い国で、大きな地震があったときには、家族や友人などの安否が気になります。
そんなときに使う言葉です。