この記事では、アニメ機動戦士ガンダムの名台詞が元として使われている「当たらなければどうということはない」の意味を分かりやすく説明していきます。
「当たらなければどうということはない」とは?意味
機動戦士ガンダムの第2話において、宿敵シャア・アズナブルが言ったセリフで、戦艦の主砲並みに強力なビームライフルの砲撃に恐怖を覚えた部下に対してかけた台詞で、強力な攻撃でも当たらなければなんの意味もない、回避の大事さを説いているとも言えます。
ただし、この言葉をかけられたパイロットは戦死しています。
ガンダム第一作の台詞ですが、同シリーズの機動戦士ガンダムUCという作品ではオマージュ的に使われている台詞でもあります。
「当たらなければどうということはない」の概要
ゲームなどのシーンでも使いやすい言葉ですが、ターン制のロールプレイングゲームでは自由意志で回避できるわけではないケースが基本ですが回避できた場合は使っても問題ないでしょう。
とは言えアクションの要素があるゲームやFPSなどのゲームで使うのが一般的となります。
スポーツでは、ボールを当てないことにはゲームが進行しないタイプのものが多いため、あまり使える言葉ではなく、回避することが醍醐味とも言えるドッジボールで使うのが手一杯と言えるでしょう。
ジョークとしての使い方のアレンジが広い言葉でもあり、ギリギリで駐車して壁などに当たらなければどうということはないという使い方をしたり、牡蠣を食べて当たらなければどうということはないという使い方もできますが、ニュアンス自体はやや異なっています。
また、コンサートやライブチケットの抽選に当選しなかったことを悔やむニュアンスで使うケースも見られます。
「当たらなければどうということはない」の言葉の使い方や使われ方
基本的な使い方でゲームなどで幅広く使える「敵の攻撃は強力だが当たらなければどうということはない」アレンジとしての使い方で、学校で先生に指されなければよいという「予習はしてこなかったが指名が当たらなければどうということはない」失敗例の使い方である「当たらなければどうということはないがそうも行かなかった」などの使い方があります。
言葉がある程度長いだけに強調した使い方はありません。
「当たらなければどうということはない」の類語や言いかえ
「逃げるが勝ち」「攻撃をかいくぐれ」「よけろ」「回避しろ」などが言い換えとして使えなくはないですが、台詞としての構えた感じはなかなか出せないものがあります。
まとめ
「当たらなければどうということはない」という台詞は人気キャラクターであるシャア・アズナブルが言った台詞であること、満を持して登場した主人公側のメカのガンダムの強力な武器に対してもこういう盲点があるという的確な分析を早くもしているという格好良さもあり、長く使われている言葉となっています。
意味合いがゲームでも使いやすいため今後も使われていくと言えるでしょう。