この記事では、ゲームをとにかく早くクリアする「RTA」の意味を分かりやすく説明していきます。
「RTA」とは?意味
Real Time Attackの頭文字をとったもので、ひとつのゲームをどれだけ早くクリアできるかを競うタイプのプレイスタイルです。
動画配信で証明がしやすくなっていることから盛り上がりを見せており、有名プレイヤーが集まるイベントも開催されています。
RTA in JapanはRTAの大規模な日本大会となっています。
「RTA」の概要
RTAはスコアアタックや低レベルクリアなどのゲームの楽しみ方のひとつと言えるもので、RTAは早くクリアできるのであればどんな手段でも良いため、パスワード時代のものであれば高レベルの物を生成してスタートするなど、高レベルでクリアすることもありえます。
シューティングゲームなどではワープなどがない限りプレイ時間に差がないためバグなどを活かす形になり、さらにロールプレイングゲームのRTAは非常に先鋭化しているジャンルでもあります。
ドラゴンクエストIIIの22分07秒クリアというタイムはバグを活かし、発生率を高めるためにファミコン本体をホットプレートで温めるという工夫によって編み出されているという超越的なものとなっていて、ドラゴンクエストIIIにおいては敵を出なくするという改造コードレベルの裏技なども駆使されているようです。
このレベルになると常識的なプレイの域ではたどり着けないものと言えます。
リングフィットアドベンチャーなど最新かつ体を使うタイプのゲームでもRTAの対象となっています。
もともとある程度時間を競い合うスタイルのレースゲームに関してはややRTAには向いていないタイトルと言えるかもしれません。
「RTA」の言葉の使い方や使われ方
「RTA動画を見てもさっぱり攻略の役には立たないが面白い」「RTAに挑むにはどれだけクリアすればいいんだろう」「会社もRTAできれば楽なのに」など使い方が考えられますがRTAが競技的な言葉であるため、それほど応用が効かない言葉であると言えます。
「RTA」の類語や言いかえ
「早解き」「バグ技あり」「タイムレース」などの言い換えが出来なくはありませんが、「RTA」は競技団体として成立しているため、言い換えとして使うケースは人に説明するときなどになるでしょう。
「スコアアタック」はタイムアタックに近いゲームの楽しみ方の言葉、「縛りプレイ」はRTAとは異なりますが、もともとのゲームの遊び方を超越した楽しみ方としては類語と言えます。
まとめ
RTAは動画サイトの普及により証明が確実にできるようになった点で一気に普及したあらゆる手段を駆使してゲームを早くクリアーするタイプのゲームのプレイスタイルで、協会も設立され、テレビゲームであればほぼ全てでチャレンジすることが出来るため、今後も廃れないと考えられます。