この記事では、「腹筋崩壊」【ふっきんほうかい】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「腹筋崩壊」とは?意味
「腹筋崩壊」【ふっきんほうかい】とは、相手が言ったことに対して笑ってしまったとき罰ゲームとして腹筋して見せるためにお腹の筋肉が崩壊したという意味として使われる言葉です。
元々は笑うたびに腹筋運動しなければならないという鬼のような罰ゲームから生まれた言葉であり、何度も笑ったから腹筋が崩壊しそうになった人の状態を表します。
「笑いすぎれば腹筋が崩壊する」との意味合いも含まれている言葉でもあり、盛大に笑ってお腹が疲れてしまう状態を表せる言葉としても使われている言葉です。
「腹筋崩壊」の概要
はらすじを意味する「腹筋」【はらすじ】と「縒る」【よる】を掛け合わせた言葉が「腹筋崩壊」であり、意味としては「腹がねじれて笑ってしまう」という人の状態を言い表す言葉です。
本当に笑えるようなことで笑うのではなく、なんとなく笑ってしまうようなスレに「腹筋崩壊する」というときに使います。
この言葉の元ネタは2ちゃんねるにあるVIPのスレからでした。
おかしくて吹いたらIDの数だけ腹筋が崩壊するという書き込みから笑いを狙ったもので、2ちゃんねるに投稿されたIDに表示される数字のぶんだけ腹筋しなければならず、数字が多いほどこのトレーニングを何度もしなければならないのがつらいところなのです。
「腹筋崩壊」の言葉の使い方や使われ方
人を笑わせるために書かれたスレを読むほど腹筋トレーニングしなければならない状況のとき「腹筋崩壊する」と使います。
筋肉痛を乗り越えて、それでも笑えるネタを読んで腹筋を鍛えなければならないので掲示板を楽しむときは笑いを誘うスレには注意しなければなりません。
思わず「プッ」と吹き出してしまうような笑えるネタを読んだときは「腹筋崩壊してしまう」と使われますが、ニコニコ動画では「笑いすぎてお腹がズキズキッと痛くなる」という意味で使われています。
また、相手がくだらない冗談を言い放ったとき、気分を阻害しないためにもわざと「腹筋崩壊だわ」と言ってあげることでその場の雰囲気を明るいものにできます。
使い方で注意したいのは、面白いから笑いすぎて腹筋が崩壊しそうになってしまうという解釈での使い方は誤りとなり、あくまでも「どうかな」と感じてしまうシュールな笑いに使われる言葉です。
この言葉の類義語には「腹筋ブレイカー」があり、意味は「面白すぎて腹筋に痛みが走ってしまう」と使われており、いかに面白いネタやスレで笑ってしまうか言い表せます。
「腹筋崩壊」を使った例文(使用例)
・『お前のギャグは面白くないが腹筋崩壊しそうだ』
・『腹筋崩壊太郎という人物が登場する仮面ライダーゼロワンでは爆笑するシーンが多い』
・『シュールな笑いを巻き起こす銀魂やおそ松さんも視聴者が腹筋崩壊するアニメだ』
たいして面白くもないギャグを連発する人を労うとき「腹筋崩壊する」と伝えます。
そんな「腹筋崩壊」が楽しめる作品の登場人物に腹筋崩壊太郎がいるのですが、ファンの間では台詞が密かに流行中しています。
そして、ブラックユーモア溢れるアニメも視聴者が「腹筋崩壊」してしまう瞬間があり、はにかんでしまう場面が登場すると話題です。
まとめ
本気で爆笑してしまうのではなく、シュールな笑いを巻き起こすアニメを視聴する人が「腹筋崩壊」してしまうほどシュールな笑いが多い作品を観たときに使う言葉です。
どのようなアニメが「腹筋崩壊」するのか調べたいときは、ニコニコ動画を視聴してみるといいでしょう。
