この記事では、「手ぬぐい」と「ガーゼタオル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「手ぬぐい」とは?
手や顔を拭いたり、頭にかぶったりする、木綿の平織の布です。
長方形をしていることが一般的です。
布に使用される素材には、綿、麻、絹、ポリエステルなどがありますが、「手ぬぐい」は木綿が使用されます。
木綿は吸水性に優れており、「手ぬぐい」は手や顔の水けを拭くのに適しています。
また、肌辺りが柔らかい特徴もあり、この点も手などを拭くのに適しています。
一般的なタオルは四辺が縫われていますが、「手ぬぐい」は切りっぱなしなことが一般的です。
縫われている場合は、その部分に厚みができて乾きにくいです。
一方、切りっぱなしなら厚みができず、乾きやすくなります。
また、「手ぬぐい」は薄い布なため、これも乾きやすい理由です。
用途は、手や顔を拭く、頭にかぶる、裂いて鼻緒にする、飾るなどがあります。
デザインがさまざまなので、部屋に飾っておくとインテリアの一部になります。
「手ぬぐい」の使い方
木綿の平織の布を指して使用する言葉です。
薄い布で、一般的には長方形をしています。
「ガーゼタオル」とは?
木綿糸を折り目の粗い平織りにした布です。
使用する素材は木綿糸です。
ポリエステルや絹などではありません。
ガーゼは医療用や肌着としても使われていますが、「ガーゼタオル」は手や顔などを拭けるほどの大きさにしたものです。
医療用とは異なり、裏面にタオルが使用されていることがあります。
ただの粗い目の布で水分を拭きとると、すぐに水分でぐしゃぐしゃになってしまいます。
しかし、裏面にタオル地が使われていると、吸水性が増します。
目が粗く薄いため、乾きやすい特徴があります。
また、ガーゼは乳幼児の肌着に使用されることがあるように、肌触りが柔らかい特徴があり、「ガーゼタオル」も肌触りが柔らかです。
タオルにしているので、四辺は縫われています。
ハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルなど、さまざまなサイズがあります。
「ガーゼタオル」の使い方
木綿糸を粗い目の平織にした布を指して使用する言葉です。
手や顔を拭けるようになっています。
「手ぬぐい」と「ガーゼタオル」の違い
どちらも布なのですが、同じものではありません。
「手ぬぐい」は平織の布で、タオル地はついていません。
「ガーゼタオル」は「手ぬぐい」に比べると目が粗く、裏にタオル地がついていることがあります。
「手ぬぐい」の例文
・『手ぬぐいをお土産にもらった』
・『手ぬぐいを部屋に飾る』
・『手ぬぐいで汗を拭く』
・『手ぬぐいを10枚購入した』
「ガーゼタオル」の例文
・『出産祝いにガーゼタオルをもらった』
・『ガーゼタオルで顔を拭く』
・『ガーゼタオルを洗濯する』
・『ガーゼタオルが好き』
まとめ
2つのものは布を指しているのですが、織り方、四辺の形状、肌触り、タオル地の有無などの点に違いがあります。