この記事では、「引きニート」【ひきニート】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「引きニート」とは?
家の中に引きこもる人を「ニート」と呼びますが、この2つの言葉を組み合わせたのが「引きニート」です。
学校にも行かず、就職して働いてお金を得ることもなく家に引きこもり、毎日をだらだらとやり過ごしている引きこもりは家の手伝いすることもなく、ただ食べて寝るを繰り返す人のことを指す言葉です。
家族と話す機会はなく、自分の部屋で1日中過ごすという人を「引きニート」と言いますが、「引きこもり」で「ニート」という2つの要件を満たす人だけに当てはまるスラング用語として掲示板やSNSなどで使われています。
「引きニート」の概要
部屋の中に引きこもり、何もしない人を「引きニート」と言い、親が趣味や食費出している人を対象とした言葉です。
そのため、部屋の中で何かしらお金を稼いで食べ物やゲームを買っているような人はこの「引きニート」とは呼びません。
株や記事作成などで収入を得て、確定申告している人は完璧なニートではありませんし、コンビニへ食料を買いに行くのであれば引きこもりと呼ばないのです。
家に一度引きこもってから一歩も家から出ず、食べ物も親が作り、家族とも会話せず、一銭たりとも稼がない者は完璧な「引きニート」と言えます。
引きこもりはずっと家で寝ているか、ボーッとしているかどちらかの人がおおいのです。
「引きニート」の使い方や使われ方
社会活動やめて稼がない者を「引きニート」と呼び、馬鹿にするとき使われています。
人との関係を断ち切り、完璧に部屋へ閉じこもっては将来も考えず、その日をなんとなく生きている者に対して「お前は引きニートだ」と掲示板でやり取りする相手に突っ込んでみたり、からかうときにも使われています。
本人としても「そうだ。
俺は正真正銘の引きニートだ」と自虐するときに使って相手を楽しませたり、話題にのるときにもさりげなく伝える場合もあり、2ちゃんねるでは特定のスレが立ち上がるほど浸透している言葉です。
「引きニート」を使った例文(使用例)
・『俺の弟はすでに10年も引きニート状態だ』
・『私は引きニートなのでイケメンの彼氏がとうていできるとは思えない』
・『ずっと部屋の中にこもっている引きニート同士、これから仲良くしていこう』
身近な人に「引きニート」がいることを伝えたり、自虐ネタとして、自分を扱うときに使える言葉となります。
掲示板でやり取りしている相手も同じ状況であるときは親しみを込めて「引きニートだ」と伝え合うことで友達になれることもあります。
まとめ
引きこもりとニートの極みとも言える「引きニート」は、その世界を追求した者であり、働く気もなく、人と関わりを持つことも拒否しています。
そのような「引きニート」と掲示板やSNSなどで知り合う機会があったときは、独特な雰囲気を感じてみるのもいいでしょう。