「出来レース」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「出来レース」について

「出来レース」「できれえす」と読みます。

日常会話で使うことが多いのですが「俗語」で、辞書に載っていないこともあります。

「出来レース」の意味

「出来レース」の意味や「八百長」との違いについて紹介します。

「出来レース」の意味

「出来レース」の意味は、「やる前から勝敗や当落が決まっている勝負や選考」です。

「既に出来上がっているレース」を省略した言葉で、形式上勝負や選考を行っていることを言います。

最初から結果が決まっているのですが、周囲に「公平である」と思わせる為のパフォーマンスです。

スポーツや芸能界だけではなく、ビジネスや日常生活でも意外に行われていることがあります。

「八百長」との違い

「出来レース」とよく似た意味の言葉に「八百長」があります。

どちらも「事前に勝敗がついていること」ですが、「八百長」の場合は計画を立てた当事者しか分かりません。

ごくわずかな当事者のみしか知らず、しかも絶対にバレない様に仕組んでいるものです。

これに対して「出来レース」は参加した人達が暗黙の了解にしていることが多くなります。

「八百長」はバレると大事になりますが、「出来レース」「やっぱり」で終わることが多いのです。

「出来レース」の言葉の使い方

「出来レース」は以下の様なシーンで使われます。

オーディションで

モデルや映画主演のオーディションでは、一般公募をすることが多くあります。

何千人、何万人の中あら公平な審査の末に一人だけ選ばれるというものですが、中には芸能事務所の力関係により既に合格者が決まっていることもあるのです。

もちろん本当に素人が合格することもありますが、その時には複数合格者が出たりします。

カジノ

日本ではあまり見かけませんが、カジノは初心者が最初のうちは勝つ様に仕組まれています。

気分が良くなり大金を賭けたところで負けだして、最初の儲け分を取り戻そうと意地になり、最後には大損をする様になっているのです。

これは正に「出来レース」の基本と言えます。

オークション

オークションは最初から落札者が決まっていることが多くあります。

とにかく決まった人が落札できれば、支払金額は後から調整すればいいだけです。

どんなに値段が吊り上ろうと当事者同士にしか分からないことですので問題ありません。

司会者もその人で終わらそうと早目にけりをつけようとします。

但し、あまりにも有り得ない高値を付けられた場合には、常識的に無理だと諦めることもあります。

「出来レース」を使った例文・短文(解釈)

「出来レース」を使った例文と解釈を紹介します。

「出来レース」の例文1

「選抜と言っても出来レースだから、気にするな」

学童の部活には、各地区やチームで優秀な選手を選び出して選抜チームを作ることがあります。

但し、一応選考会はあるのですが、選ばれるのは親の部活への貢献度が高い子供のみです。

上手くても選ばれないこともあるので気にする必要はありません。

「出来レース」の例文2

「地元のチームが優勝するのは出来レースだろう」

イベントや大会で、地元のチームが参加すると観客は非常に盛り上がります。

集客数や物販を見込んで地元のチームに肩入れする主催者もいるでしょう。

実力があって優勝したとしてもそう言われるのは仕方ありません。

「出来レース」の例文3

「一生懸命踊っても出来レースなんで可哀相だな」

ダンスのコンテストなどでは、過去の優勝チームや入賞しているチームの方が有利になります。

初出場のチームはどんなに頑張っても優勝する可能性は低く、ぼやく気持ちが表れています。

「出来レース」の例文4

「その人が受かったってのはやっぱり出来レースでしょ」

オーディションで有名人の2世俳優が受かることが多くあります。

やはり親の七光りが大きく、主催者としても注目されるのでメリットになります。

そこそこに才能があれば話題性を選ぶので、仕方ないという気持ちが表れています。

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