「無限ループ」とは?
「無限ループ」とはプログラムの開発で、ソースコードの条件分岐、繰り返し処理の記述ミスによって、プログラムが終了しない、同じ処理が続いてしまうといった状態を言います。
そこから、同じことの繰り返しのことを「無限ループ」と言ったりもします。
「無限ループ」の読み方
「無限ループ」と書いて「むげんるーぷ」と読みます。
「無限ループ」の表現の使い方
「無限ループ」とは、プログラムの開発の時の記述ミスなどでプログラムが終わらない、同じ処理が続くといった状態のことを言います。
単純にそのことを言う場合もありますが、何か同じことを繰り返している時、繰り返される時に「どうせ、無限ループだよ」「夫婦喧嘩、仲直り、夫婦喧嘩の無限ループ」などと言ったりもします。
「無限ループ」を分解して解釈
「無限ループ」という言葉は「無限」と「ループ」という二つの言葉からできています。
それではそれぞれの意味の確認をしておきましょう。
「無限」
「無限」とは限りがなく、どこまでも続いているということ、またその様子を言います。
「ループ」
「ループ」とは輪のことを言います。
またコンピューターのプログラムで何回も繰り返して実行される命令群のことも「ループ」と言います。
「無限ループ」を使った例文と意味を解釈
それでは「無限ループ」を使った例文をいくつか紹介しましょう。
意味の解釈もつけていますので、使い方の参考にしてみてください。
「無限ループ」を使った例文1
「この動画、無限ループじゃない?」
ずっと同じ動画、音楽が流れ続けている時などに「無限ループしている」といった言い方をします。
永遠に繰り返すといった意味合いです。
「無限ループ」を使った例文2
「あの人はトラブルの無限ループから抜け出せない」
付き合う人、環境が変わっても、どこでもトラブルを起こす人のことを「無限ループ」という言葉で言い表しています。
そこから抜け出すことができない、つまり同じことの繰り返しという意味です。
「無限ループ」の類語や類義語・言い換え
言葉の意味が理解できましたところで、「無限ループ」の類語、似た言葉、言い換える言葉などもいくつか紹介します。
こちらの言葉も併せて覚えておくといいでしょう。
「永遠の繰り返し」
「無限ループ」の「無限」は限りない、どこまでも続くという意味ですから「永遠」と同じ意味です。
また「ループ」は輪のことで、ぐるぐる同じことの繰り返しということで「繰り返し」が当てはまります。
「何度教えても覚える気はない、教える、覚えない、教えると永遠の繰り返しで何年も経ちそうだね」といった使い方になります。
「堂々巡り」
「堂々巡り」とは、祈願の為に社寺の堂の周りをまわることです。
他にも考えが同じことの繰り返しで先に進まないことという意味があります。
「話し合いは毎回堂々巡りで終わる」などと使います。
「出口なしの状態」
「無限ループ」はずっと同じことの繰り返しという意味ですから、入り口も出口もありません。
つまり「出口なしの状態」と言い換えることもできるのです。