この記事では、「青のり」と「あおさ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「青のり」とは?
「青のり」の意味と概要について紹介します。
「青のり」の意味
「青のり」とは、「緑藻類アオサ目アオサ科アオノリ属の海藻のこと」です。
「青のり」の概要
「青のり」は、「緑藻類アオサ目アオサ科アオノリ属」の海藻で、「アオノリ属」の種類には更に「スジアオノリ」「ウスバアオノリ」「ボウアオノリ」「ヒラアオノリ」などがあります。
「青のり」は、「あおさ」よりも値段が高く、特に知られているのが高知県産の「スジアオノリ」で、高級品とされています。
スーパーなどでは粉状で販売されているものが多いのですが、それぞれが細長い形をしています。
また、「すじ青のり」と呼ばれる商品は、糸の様に束になって販売されています。
お好み焼きには「青のり」をかけるのが定番とされていますが、最近では「青のり」よりもコストが安い「あおさ」が使われることがほとんどです。
「あおさ」とは?
「あおさ」の意味と概要について紹介します。
「あおさ」の意味
「あおさ」とは、「緑藻類アオサ目アオサ科アオサ属」「緑藻類アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属」の海藻のことです。
「あおさ」の概要
「あおさ」には、2つの種類があります。
一般的に、お好み焼きに使われているのが「緑藻類アオサ目アオサ科アオサ属」の「あおさ」です。
こちらは、「アオサ属」という品種名から「あおさ」「あおさ粉」と呼ばれ、そのまま商品名になっています。
お味噌汁に使われるのが「緑藻類アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属」の「あおさ」です。
こちらは、「あおさ」の産地である三重県の方言で「青い色」のことを「あおさ」と呼ぶことから、名づけられました。
「青のり」と「あおさ」の違い!
「青のり」は「アオサ目アオサ科アオノリ属に分類される海藻」のことです。
「あおさ」は「緑藻類アオサ目アオサ科アオサ属」「緑藻類アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属」の海藻のことです。
まとめ
今回は「青のり」と「あおさ」の違いをお伝えしました。
「青のりはアオノリ属」、「あおさはアオサ属と「ヒトエグサ属」と覚えておきましょう。