この記事では、「雨戸」と「シャッター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「雨戸」とは?
「雨戸」の意味と概要について紹介します。
「雨戸」の意味
「雨戸」は「あまど」と読みます。
意味は、「防風や防犯などの目的で、建物の窓や掃出し部分に設置する建具のこと」です。
「雨戸」の概要
「雨戸」とは、防風や防犯の他に目隠しや日よけを目的として、窓や庭に出る扉の外側に立てる板戸のことを言います。
「雨戸」は日本に古くからある建具のひとつです。
安土桃山時代の日本には、柱の間に障子や板戸が作られていて、風雨をよける時や夜間などに閉めていたのですが、これが「雨戸」の始まりと言われています。
次第に障子やふすまが発達して、部屋の間仕切りが出来る様になると、外部に使われるものに板戸に対して「雨戸」と呼ばれる様になりました。
「シャッター」とは?
「シャッター」の意味と概要について紹介します。
「シャッター」の意味
「シャッター」とは、防犯・防火の目的で、すだれの様に横に長い部材をつないだものを下して外部と遮るもののことを言います。
「シャッター」の概要
「シャッター」は「鎧戸(よろいど)」とも呼ばれ、横に長い部材がつながったものを、建物や倉庫の入り口の上部分から下ろしてふさぐ役割をするもののことを言います。
「シャッター」は省エネ機能に優れていて、薄く見えますが、アルミでできていて丈夫です。
シャッターを下ろしていれば、鍵を閉め忘れることもなく、空ける時にかなりの大きな音がすることから空き巣に入られる心配もありません。
最近では電動式の「シャッター」も普及しています。
「雨戸」と「シャッター」の違い!
「雨戸」は「防風や防犯などの為に、窓や庭に出る扉の外側に立てる板戸のこと」です。
「シャッター」は「防犯・防火の目的で、すだれの様に横に長い部材をつないだものを下して外部と遮るもののこと」です。
まとめ
今回は「雨戸」と「シャッター」の違いをお伝えしました。
「雨戸は板戸」、「シャッターはアルミ」と覚えておきましょう。