「害」と「危害」の違いとは?分かりやすく解釈

「害」と「危害」の違い違い

この記事では、「害」「危害」の違いを分かりやすく説明していきます。

「害」とは?

「害」とは、物事の妨げとなるような、悪いこと、損となるようなことを言います。

「害」の反対語は「益」という言葉で、意味は人や世の中の役に立つ、為になる、利益、となります。

この二つの言葉をセットで覚えておくことで意味もよりわかりやすくなるでしょう。

「人に害をなす」「あの人の存在自体が害だ」「害を与えてくる人と、どうして仲良くできる?」「美味しいけれど、健康に害がある」などと、使います。


「危害」とは?

「危害」とは、命、体を損なうような危険という意味になります。

「危害を加える」というのは、人に暴力行為をするという意味ですから、非常に悪いことを言い表している言葉です。

「機械の使い方を間違えると危害を及ぼす」「彼女は最初から、僕に危害を加えるつもりだった」などと、使います。


「害」と「危害」の違い!

「害」「危害」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は、他から与えられますと非常に迷惑極まりないことであるという共通点があります。

どちらも、犯罪行為となる場合もありますが、違いを見ていきましょう。

「害」とは、物事の妨げとなる悪いことで、簡単に言えば、人に迷惑をかけたり、悪い状態を現実にするようなことです。

「害」は、物、人、状況、色々な事に対して使います。

「タバコ」「お酒」「甘い食べ物」といったものはし好品ですが、摂り過ぎれば健康状態に「害」を及ぼす可能性があります。

また、性格に難のある人物と親しくする、近くにいるとなりますと、自分の精神状態に「害」となる危険性もあるでしょう。

一方の「危害」とは、「害」がさらに強いと解釈できます。

つまり命、体などを損なうような危険という意味になります。

「危害を加える」とは、命、体を損なうような暴力、損害を与えるという意味ですから、犯罪行為になるような悪いことと覚えておくといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「害」「危害」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の意味を理解して、使い分けを覚えてください。

違い
意味解説辞典