この記事では、「初旬」と「上旬」の違いを分かりやすく説明していきます。
「初旬」とは?
「初旬(しょじゅん)」とは、「その月の初めの頃・初めのほうの時期」を意味している表現です。
「初旬」というと、おおむね「その月の1日から5日まで(あるいはその月の1日から10日まで)」を意味していることになります。
「初旬」の表現は「2月初旬・5月初旬」というように、ある月とセットにする形で使用することができます。
「上旬」とは?
「上旬(じょうじゅん)」とは、「その月の1日から10日までの10日間」を意味している言葉です。
「上旬」は「上旬・中旬・下旬」で、ある月を三つの時期に区分するときの表現の一つになっています。
「上旬」に対して「中旬」は「その月の11日から20日までの10日間」、「下旬」は「その月の21日から30日(31日・2月は28日)まで」を意味しています。
「上旬」の表現も「1月上旬・3月上旬」のように、ある月と組み合わせる形で使うことができます。
「初旬」と「上旬」の違い!
「初旬」と「上旬」の違いを、分かりやすく解説します。
「初旬」も「上旬」も「4月初旬・4月上旬」のように、特定の月と一緒に使われる表現ですが、どちらも「ある月の初めのほうの時期」を意味しています。
ただし「初旬」という表現は「その月の初めの頃・おおむねその月の1日から5日まで(あるいは1日から10日まで)」を意味していて、「上旬」のほうは「その月の1日から10日までの10日間」を意味しているという違いはあります。
「初旬」のほうが「上旬」よりも、少しだけ早い時期を意味しているニュアンスがあるのです。
また「上旬」は「上旬・中旬・下旬」で月を三つに区分して使うので、「初旬」よりも時期が「その月の1日から10日まで」ではっきりしているという違いも指摘できます。
まとめ
「初旬」と「上旬」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「初旬」とは「その月の初めの時期・その月の1日から5日まで(あるいはその月の1日から10日まで)」を意味していて、「上旬」は「その月の1日から10日までの10日間」を意味している違いがあります。
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