「真上」と「上」の違いとは?分かりやすく解釈

「真上」と「上」の違い違い

この記事では、「真上」「上」の違いを分かりやすく説明していきます。

「真上」とは?

「真上(まうえ)」とは、「現在の位置からすぐ上・ちょうど上に当たるところ」を意味している言葉です。

「真上」という表現は、「まっすぐの方向で上のほう」「まっすぐのベクトルにおける上(高い方)」を意味しているのです。

例えば、「真上から植木鉢が落ちてきて危ないところでした」「真上を見てみてください」などの例文で使用することができます。


「上」とは?

「上(うえ)」とは、「位置関係において、基準とするものより高い方(高い所)」のことを意味しています。

「上」という表現には、「物の表面・外側」「程度・数量・地位などで勝っていること」「ある事柄に関連すること」などの意味合いもあります。

例えば、「土の上を歩くのは気持ち良い」「シャツの上にブレザーを羽織りました」「私よりも上の能力を持っています」「書類の上では正しい手続きをしたことになっています」などの文章で使われます。

「上」の言葉はそれ以外にも、「ある事柄と他の事柄を関係させていう時に使用する言葉」「身分・地位が高いことや高い人々」といった意味を持っているのです。


「真上」と「上」の違い!

「真上」「上」の違いを、分かりやすく解説します。

「真上」「上」もどちらも、「基準とするものや場所よりも高い方」を意味しているということでは同じですが、「上」という言葉は「高い方(高い所)」以外にもたくさんの意味を持つ多義語になっている違いを指摘できます。

「真上」の表現は「上」と比べると、「すぐ上・ちょうど上・直上(まっすぐのベクトルで上)」の意味のニュアンスがある違いがあります。

また「上」の言葉は「真上」にはない、「物の表面や外側」「程度・数量・地位などが勝っていること」「ある物事に関すること」「地位・身分が高い人々」など、複数の別の意味合いを持っているという違いがあるのです。

まとめ

「真上」「上」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「真上」とは「すぐ上・ちょうど上に当たるところ」「まっすぐの方向で上」を意味していて、「上」「位置関係において、基準とするものより高い方(高い所)」「物の表面や外側」「程度・数量が勝っていること」などを意味している違いがあります。

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