「尋常一様」とは?意味や使い方を解説

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「尋常一様」について

尋常一様(じんじょういちよう)は、普段あまり見聞きしませんが、意外と使い勝手のいい言葉だと言えるでしょう。

「尋常一様」の意味とは

尋常一様とは、「他と変わりがないこと」、または「普段と代わりがない様子」を表現する言葉です。

この言葉は「尋常」「一様」の2つの言葉からできていますが、先の「尋常」(じんじょう)には「至って普通」という言葉があり、次の「一様」(いちよう)は「他と同じ(変わらない)」と使う言葉です。

この2つが合わさった言葉が「尋常一様」で、意味も両方を合わせた解釈となっています。

また、どちらの言葉の代わりとしても(ほとんど意味が変わらず)使える言葉で、使い方次第でそれぞれの意味を強調できると考えてください。

例えば、「尋常ではなかった」より、「尋常一様ではなかった」の方が、より普通ではなかったという意味になります。

「尋常一様」の言葉の使い方

尋常一様は、そうではないという場合に使われることが多い言葉です。

例えば、「尋常一様ではない雰囲気だ」(普段の雰囲気ではない)などという形で用いられ、普段とは違う、他とは違うと言いたい時に、この「尋常一様」とは違うと使います。

「どれも尋常一様だった」(どれも一緒だった)といった使い方も見掛けますが、それとは違うという使い方が一般的だと考えてください。

「尋常一様」を使った例文

尋常一様を使った例文です。

それぞれ、「尋常」「一様」のどちらかに置き換えることもできる意味で使っています。

「尋常一様」の例文1

「地震があった直後は、誰も尋常一様とは言えない様子だった」

地震の影響で、誰もが普段とは違う様子だったと使っています。

このような使い方が多く見られる言葉で、この場合は「尋常」と置き換えても意味はほとんど変わりませんが、先にも書いたように、「尋常一様」と使っていることで、より普段とは違うと表せていると考えていいでしょう。

「尋常一様」の例文2

「就職活動では、皆揃って尋常一様のスーツ姿だ」

この使い方では、「一様」と置き換えることができます。

それよりも強い意味になっているのは言うまでもなく、この例文では、皆同じ格好だと強く言いたいのが分かります。

「尋常一様」の例文3

「尋常一様の手段では解決できそうにない」

「普段通りの方法では解決できそうにない」と解釈してもいいですが、ここは、「通常で考えられる方法では解決できない」とした方が合っています。

このような、多少広げた解釈もできる言葉だという例文です。

「尋常一様」の英語と解釈

尋常一様を英語にするなら、“ordinary”と表現するのがいいでしょう。

この言葉には「通常の」「平凡な」という意味があり、「尋常」「一様」のどちらの意味でも使うことができます。

その為、「尋常一様」の英語表現としてピッタリです。

ニュアンス的にそこまで強い意味はありませんが、強い意味で使いたい時には“very ordinary”とすれば、それを表現できます。

「尋常一様」の類語や類義表現

尋常一様と似た意味で使える言葉や表現です。

「尋常」「一様」はそのままなので入れていません。

「通途」(つうず)

あまり見掛けない言葉ですが、「ありふれている様子」を表現する為に使います。

「通途の腕ではない」(並の腕ではない)などと使われ、「尋常一様」と解釈的にかなりの部分で被ります。

「月並」(つきなみ)

上の「通途」と似た意味で、「お決まりの様子(や光景)」という意味で使われる言葉です。

「いかにも月並な演出だ」と使うと、「どこかで見たようなお決まりの演出だ」と言っているのと同じです。

この「月並」は、ここまでに挙げてきた言葉の中で一番見聞きする機会が多いでしょう。

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