「得心がいく」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「得心がいく」について

この「得心がいく」(とくしんがいく)は、地域によってはほとんど聞かない言葉です。

方言という訳ではありませんが、よく使われているのは主に関西地方です。

「得心がいく」の意味とは

得心がいくとは、「充分に承知する」「よく理解する」という意味で使われる言葉です。

使い方としては、「心がいくまで説明してもらった」などといった形になります。

しかし、先にも書いたように、大人になってもほとんどこの言葉を見聞きしたことがない人も多いでしょう。

それは、古い言葉だというだけでなく、関西地方で昔から使われている表現だからです。

その為、それ以外に地域では、今ではあまり使われていません。

「得心がいく」の言葉の使い方

得心がいくは、充分に分かった、完全に理解できたといった時に使います。

人に対して使う場合には、「得心がいくように」という形にすることが多いです。

例を挙げると、「得心がいくように説明する」といった具合で、「きちんと理解してもらえるように説明する」という意味で使っています。

また、「得心がいかない」と使うこともでき、この場合は「承服しかねる」「釈然としない」といった意味になります。

「得心がいく」を使った例文

得心がいくを使った例文です。

難しい意味のある言葉ではないので、どれも難しい解釈は必要ありません。

「得心がいく」の例文1

「あれくらいの説明で得心がいく訳がない」

説明が不足しているので、承知したり、理解することは難しいと言っています。

「得心がいく」と言うからには、少しでも理解できないことがあってはいけません。

その為、そう簡単に使う表現でもありません。

「得心がいく」の例文2

「得心がいくとは言い難いが、ここら辺で我慢しておくべきだろう」

充分に承知した訳ではないが、妥協できるところが見付かったという使い方です。

このように、「〜とは言い難い」といった使われ方も見掛ける言葉で、もっと強い意味(承知しかねる方に)で使うなら、「得心できない」としても構いません。

「得心がいく」の例文3

「あれほど得心がいく内容もそうはない」

すごく明快な内容だったということが分かる例文です。

「得心がいく」をこのように使うと、それだけ分かりやすい説明があり、充分に理解することができたと解釈できます。

「得心がいく」の英語と解釈

得心がいくを英語にすると、“consent to 〜”という表現になります。

「〜」に得心がいくべき内容が入り、“consent to the reason”で、「その理由に得心がいく」となります。

“consent”を”concent”としないように注意してください。

後者は和製英語の「コンセント」を無理矢理英語表記にした形で、英語としては存在しない単語です。

英語でこの”コンセント”は“outlet”という表現になります。

「得心がいく」の類語や類義表現

得心がいくとよく似た意味で使える言葉です。

関西地方ならではの表現も紹介します。

「納得がいく」(なっとくがいく)

「得心」は、この「納得」と置き換えてもそのまま意味が通ります。

つまり、この言葉の古い表現だと考えてもいいでしょう。

厳密に言うと、「得心」にはこの「納得」よりも「深い納得」といった意味があるので、「より納得した」場合に「得心がいく」と使うのがいいでしょう。

「納得も得心もいく」(なっとくもとくしんもいく)

関西地方ならではの表現で、この地域では「得心」はこのような形で使われることが多いです。

「得心がいく」だけでも上記のように、「深い納得」ができたという意味になりますが、この2つの言葉を合わせて使うことで、これ以上はない表現として使っています。

逆の「得心も納得もいく」とは使わないので、順番には注意してください。

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