「徳を積む」とは?意味や使い方を解説

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「徳を積む」

「徳を積む」「とくをつむ」と読みます。

「徳」「得」と書き間違えない様に注意しましょう。

「徳を積む」の意味

「徳を積む」の意味と考え方について紹介します。

「徳を積む」の意味

「徳を積む」は言葉としてはシンプルなのですが、意味はとても難しくなります。

元々は仏教の教えから来ていて、「毎日よい行いをすることで幸せを手に入れること」「毎日善行をすることで今迄の至らない部分を帳消しにして貰うこと」という意味です。

「徳」「良い行い・善行」と言い換えることが可能で、良い行いを積み重ねて行けば、天がそれを評価してくれて、最終的に幸せになれる様にしてくれるという考え方なのです。

「徳」の種類について

「徳を積む」「徳」には2つあり、それぞれ積み方が違います。

ひとつ目は「陽徳」と言われ、「周囲から見えるところで良い行いをすること」です。

こちらは電車で高齢者に席を譲ったり、ボランティアとして困った人を支援したりする行為です。

周囲の人からお礼を言われたり、表彰されたり、謝礼を貰ったりすることもあります。

ふたつ目は「隠徳」「誰も見ていないところで良い行いをすること」です。

誰にも気づかれなくてもいい、お礼を言われなくてもいいと思って行動することで、落ちているゴミをさりげなく拾ったり、会社で共有の場所を掃除しておくなどの行為です。

これらの2つの「徳」を毎日繰り返し行うことが「徳を積む」ことなのです。

「徳を積む」の言葉の使い方

「徳を積む」の言葉の使い方には以下のポイントがあります。

その場限りの善行には使わない

たまたま目の前でトラブルが起こり、自分が巻き込まれてしまったので対応したところ、問題が解決して皆に感謝されることがあります。

しかし一度良い行いをしても「徳を積む」とは言いません。

「徳を積む」というのは、日々自分を高めようと思い、機会があったら良い行いをしようと努力を繰り返している人に対して使われるのです。

成功を目指している時には使われない

私利私欲の目的がありそれを成功させたくて、その過程で良い行いをしている場合には「徳を積む」とは言いません。

例えば自分の商売を成功させたくて無料キャンペーンを行っている場合などです。

「徳を積む」は自分の存在を考えずに人の為になる様なことをする時に使われる言葉です。

「徳を積む」を使った例文・短文(解釈)

「徳を積む」を使った例文と解釈について紹介します。

「徳を積む」の例文1

「彼はこまめに先祖の墓を掃除して徳を積んでいる」

掃除は邪気を払い心を清める最も簡単な方法です。

こまめに墓を掃除すれば先祖を敬うことになり、良い行いを積み重ねられるので将来的に幸せを手に入れられるでしょう。

「徳を積む」の例文2

「一日一善で徳を積むことを決意した」

この人は今までの自分の人生に対して「これではいけない」と思ったのでしょう。

一日に一回善い行いを積み重ねることで、自分の将来に望みを持ちたいと思っていることが伝わります。

「徳を積む」の例文3

「年末募金だけでは徳を積むのは難しい」

困った人を助けるのに最も手っ取り早いのが募金をすることです。

しかし年に一度小銭を出すだけではあまりにも手軽で、世の為人の為とは言えないものです。

もっと具体的な活動をしないと自分を磨くことはできないという気持ちが表れています。

「徳を積む」の例文4

「今からでも徳を積んで来世はもっと良い人生を歩みたい」

現世で良い行いを積み重ねるのは来世への貯金になることもあります。

これはある程度の年齢で、人生も折り返しに来ている人の言葉です。

今からでも良いことをしておき、来世にもっと幸せな人生を歩みたいと思っていることを表しています。

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