「盲目的」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「盲目的」

「盲目的」「もうもくてき」と読みます。

この言葉は差別用語にあたると言う人もいて、賛否両論があります。

「盲目的」の意味

「盲目的」の意味と差別論の背景について紹介します。

「盲目的」の意味

「盲目的」の意味は、「感情が先走ってしまい、ものごとの分別を失ってしまうこと」です。

理性を失ってしまい周囲の状況が分らなくなってしまう様子をあらわしています。

「盲目的」は実際に目が見えない訳ではありません。

何かに夢中になってしまい、やりたい気持ちや自分が信じる気持ちでいっぱいになってしまうと、周囲の状況が全く見えなくなってしまいます。

その様子を目が見えない状態に例えて「盲目的」と表現しているのです。

「盲目的」の由来

「盲目的」は、「盲+目的」ではなく、「盲目+的」です。

「盲目」とは「何らかの事情により目が見えない状態」で、「的」「その様な状態や傾向にある」という意味があります。

この2つが組み合さることにより「他のものが目に入らなくなり、理性を失ってしまう状態」という意味になりました。

「盲目的」は差別用語か

中には「盲目的」が差別用語であると言う人もいます。

元々「盲目」は目が見えない人のことであり、「盲」を訓読みした言葉は差別用語とされています。

実際に社会生活を送る上で、視覚障害の人が差別をされてきたという背景もあるでしょう。

しかし「盲目」という言葉自体には差別的な意味ではなく、視覚障害を表す言葉です。

そして「盲目的」「的」が付くことで、人を意味するのではなく「その様な傾向にある人」とワンクッション置いた表現になっています。

歴史的背景として「盲目」が差別行為と共に使われてきたということをしっかりと理解した上で、周囲の状況を見ながら常識的に使う様にすれば問題ありません。

「盲目的」の言葉の使い方

「盲目的」の言葉の使い方には以下のポイントがあります。

何かに対する行動に使われる

「盲目的」は形容動詞で、「盲目的な」「盲目的に」など後に続く言葉を説明する使い方をしますが、中には「盲目的だ」と言い切りの形で使われることもあります。

何かに対して夢中になり行動を伴うシーンで使うのが一般的です。

褒め言葉ではない

ものごとに夢中になるのは悪いことではありませんが、「盲目的」というと周囲が見えずに分別が付かない状態を表します。

人のアドバイスを聞かない、自己中心的な考え方をするなどの意味も含まれていますので、褒め言葉では使いません。

社会常識をわきまえてつかうこと

「盲目的」というのは「目が見えない状態」ではなく、「心理的な要因でものが見えていない状態」という意味です。

言葉自体には差別の意味はありませんが、視覚障害のある人がいる場所では使わない方がいいでしょう。

「盲目的」を使った例文・短文(解釈)

「盲目的」を使った例文と解釈を紹介します。

「盲目的」の例文1

「彼女は盲目的な愛を最後まで貫いた」

女性は恋愛をすると夢中になってしまい他の事が何も手につかなくなります。

周囲の心配をよそに彼氏に尽くし続けることで、彼女としては幸せだったのでしょう。

他人が入り込めない愛情の強さを表しています。

「盲目的」の例文2

「何も分からずに盲目的に従った」

右も左も分らない状態では、誰か知っている人の言うことに従うしかありません。

全く未経験の場で経験者の指示に大人しく従っている状態を表しています。

「盲目的」の例文3

「親の愛情は盲目的だ」

親は子供の為ならば何でもしたいと思うものです。

子供が迷惑だと思っても世話を焼いたり心配するのは当然です。

親の無償の愛を表した文です。

「盲目的」の例文4

「一人の意見を皮切りに、人々は盲目的に彼を批判した」

集団心理というのは恐ろしいもので、力の強い人が何かを言うと皆がそれに従ってしまいます。

誰か一人がその人を批判したのがきっかけで、皆が口をそろえて批判する様になった様子を表しています。

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