「諸行無常」とは?意味や使い方を解説

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意味と使い方
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「諸行無常」

諸行無常というのは仏教用語であり、「しょぎょうむじょう」と読みます。

この世に存在するすべてのものは姿も本質も常に変わっていくものであり、たとえ一瞬であったとしても同一性を保つ事は無い、という意味を指しています。

例えば雲の形なども常に変わっていきますよね。

空の色も常に変化しており、同じ青色であってもそこには違いがあるのです。

「諸行無常」の意味

諸行無常というのは物事は常に変化を押し同一の状態を保つ事はないという意味を指しています。

例えば海の色も確かに青色ではありますが、夕日に照らされれば海の色が赤くなることもありますし紫色に見えることもあります。

温度によって青色の濃度も変わりますし、浅い部分は水色に見えますが、深い部分になると濃い青色になります。

このように、確かに一言で言えば青色ですが、その色は常に変化しているのです。

このような状態を諸行無常といいます。

「諸行無常」の言葉の使い方

諸行無常と言えば、平家物語の冒頭部分にある「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす」という部分を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

そのため、諸行無常という言葉が日常的にどのように使われるのかわからないという人もいるかもしれませんね。

実は諸行無常というのは日常的に使うこともできる表現なのです。

「諸行無常」を使った例文・短文(解釈)

それならば具体的に諸行無常という表現はどのように使われているのでしょうか。

ここでは諸行無常という言葉が使われた例文をいくつか紹介します。

「諸行無常」の例文1

「諸行無常と言われているように、たとえ辛いことがあったとしても、いつかは必ずその問題が解決するものです」

諸行無常というのは何であったとしても常に変化しており、同じ状態を保つ事は一瞬たりともありえないということを指しています。

つまり、生きている上でどのような困難に突き当たったとしても、その困難はいずれ解決するという状態を表していると言えるでしょう。

物事は変化していくわけですから、問題もいつまでも問題のままでいるわけでは無いのです。

「諸行無常」の例文2

「諸行無常と言われているのですから、人生はこの瞬間を大切にしていかなければいけません」

この瞬間というものはいいことやってきません。

物事は常に変化していますから、この瞬間の状態は二度と戻っては来ないのです。

だからこそ、今の瞬間を精一杯大切にし、人生を大切に歩んでいかなければなりません。

そのような時にも人生は諸行無常ですから、今の状態を楽しんでいくことが必要であると表現することが可能になるのです。

「諸行無常」の例文3

「諸行無常で人の心は常に変化していくのだから、誰かと喧嘩をしてしまったらタイミングを見計らい、しっかり話し合うことが大切です」

諸行無常で物事が常に変化していくというのは人の心も同様です。

人の心も常に変化をしていき、例えば今この瞬間はあの人を許すことができないと思ったとしてもそれなりに時間が経った後であればその人を許すことができると感じられるかもしれません。

だからこそ、誰かと喧嘩をしたとしてもタイミングを見計らって本人と話し合うことによりより良い解決策が見出せるかもしれません。

人間の心は変化しますから、その時の気持ちで相手の心を決めつけてはいけないのです。

「諸行無常」の例文4

「誰かに対して腹を立てたら、諸行無常という言葉を思い浮かべましょう。 人の心は変化しますから、いつか必ず許せるようになります」

人間は誰であっても誰かに対して腹を立てるという経験をしたことがあるものです。

頭にきて、二度とこの人とは口をきかないと感じることもあるかもしれません。

しかし、そんな時こそ諸行無常という言葉の意味を理解し、冷静になりたいものです。

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