経済にまつわる言葉には、気になる単語もあります。
 この記事では、「輝業」の意味を分かりやすく説明していきます。
 正しい答えを学んでいきましょう。
「輝業」とは?意味
 輝業(きぎょう)とは、新規のビジネスをおこすこと。
 または夢に向かって努力している人、そうした人がいる企業をあらわします。
 辞書には載っていない、当て字になります。
 輝業は同じ読み方の「起業(きぎょう)」または「企業」を変化させた言葉です。
「輝く」というポジティブな漢字がはいっているので、縁起をかつぐために使われています。
 高い目標に向かってステップアップするために、自己啓発のひとつとして用いられています。
 弱気な自分にハッパをかけたいとき、気持ちを奮い立たせたいときに利用される言葉です。
「輝業」の概要
 輝業という当て字をよく見かけるようになったのは、スタートアップ企業といわれるベンチャー企業が増加してきた頃からです。
 学生の起業家さんも増えてきて、SNSを中心に「輝業」というハッシュタグをよく目にするようになりました。
 最近はビジネスマンや学生さんで構成された「輝業塾」や「輝業サークル」なる新しい組織も生まれています。
 こうした上昇志向の人たちの間でつかわれているのが「輝業」などの、言いかえ言葉です。
「輝業」のほかにも「仕事(しごと)」を「志事」、「最高(さいこう)」を「最幸」と変換した言葉もあります。
「輝業」の言葉の使い方や使われ方
「輝業」の使い方をチェックしていきたいと思います。
 ・先輩に声をかけられ、輝業系セミナーに顔を出してきた。
 ・苦手な上司の座右の銘は「輝業と人財」だ。
 ・女性だけの輝業塾がひらかれ、大勢の参加者があつまった。
「輝業」は起業や企業の当て字になります。
 前向きな言葉ですが、人によっては「意味がすぐに分からず、不快に感じてしまう」と嫌悪感をいだく人もいます。
 仲間内で楽しむ分にはいいのですが、あまり親しくない人に頻繁に用いるのは控えておきましょう。
「輝業」の類語や言いかえ
「輝業」とよく似た言葉には、次のような言葉があります。
 ・顔晴る
 ・人財
 ・望年会
 ・出愛
 どれもビジネスマンや起業を目指す学生さんの間で、流行っている言葉です。
「がんばる」が「顔晴る」。
 人財は「人材」をわざと変えたもので、人は宝という意味があります。
 また年末の恒例行事である「忘年会」は望みをたくした「望年会」に進化しています。
 出愛はいうまでもなく「出会い」のことです。
まとめ
「輝業」の意味や使い方をおさらいしました。
「輝業」は「起業」もしくは「企業」の当て字になります。
 夢に向かって邁進する企業や、目標に向かってすすむ前向きな人をあらわす言葉です。
 自己啓発セミナーや起業塾でよく登場するフレーズになります。
「輝業」はしつこく使いすぎると、人によっては耳障りに聞こえることもあります。
 内輪以外で用いるときには、注意することも大切です。


