「あいまみえる」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「あいまみえる」とは?意味と使い方

この記事では、「あいまみえる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「あいまみえる」とは?意味

会うこと、対面すること、互いに顔を付き合わせるを指す言葉で「両雄あいまみえる」などの使い方があります。

特に初対面であるという意味合いなどは含まれておらず、初対面だろうが何回かあっていようがあいまみえるという言葉を使うことができます。

言葉の響きの格好良さ、「会う」という言葉よりも字面に迫力があることからライバルや宿敵同士が会うという意味合いで使われるケースが多くなっており、帰省して親とあいまみえるという言葉は意味としては間違いではありませんが使われ方としては一般的なものとはいい難くなっています。


「あいまみえる」の概要

あいまみえるは漢字で書くと「相見える」「見える」でまみえると読む言葉になっています。

単に見えると書いてまみえると読むケースもあり、会うの謙譲語としても使われています。

お目にかかるという意味の謙譲語という役割はあいまみえるという言葉にもあり、現在では多く使われているというわけではありません。

「あいまみえない」(漢字では相見えない)という言葉が対義語として存在し、二人が顔を合わせないという意味合いになっています。

ただし、会わないという性質上、非常に使用頻度が低い言葉です。


「あいまみえる」の言葉の使い方や使われ方

そのまま対面するという意味合いを持った「両国の首脳があいまみえる」チーム同士が決勝戦でぶつかるという意味合いを持った「決勝戦であいまみえる」再会するという予感や確信を示した「またあいまみえるだろう」などの使い方があります。

「王様にあいまみえる前に準備をしておく」「恩師にあいまみえる」は謙譲語のニュアンスも強く含まれます。

「コンビニの店員さんとよくあいまみえる」という言葉はさほど間違っていない言葉ではありますが、現在の「会う」という言葉に箔をもたせた使い方となっていると状態では大げさな使い方になってしまいます。

口語ではあまり使われない表現であり、「両雄あいまみえる」という言葉と近い意味合いをもたせてゲームやアニメのセリフやキャッチフレーズ、小説の文章などで使うケースが多い言葉です。

「あいまみえる」の類語や言いかえ

意味合いが近い言葉として、会う、出会う、顔を合わせる、お会いする、並び立つなどがありますが、あいまみえるほどの言葉の箔は無く、遭遇する、最接近するなどが言葉の装飾度合いとしては近いものとなります。

さらにオーバーな表現の言い換えとしては一触即発状態になるという言い方があります。

まとめ

あいまみえるという言葉は会う、顔を突き合わせるという意味合いで、二人以上の関係性であればチーム同士などでも使うことができます。

知らない関係性知っている関係性などでも使えますが、最近の使われ方では凄いもの同士が出会うというシチュエーションが多くなっています。

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