「おけけパワー中島」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「おけけパワー中島」とは?新語・ネット用語

この記事では、おけけパワー中島の意味を分かりやすく説明していきます。

おけけパワー中島とは?

おけけパワー中島とは、Pixivユーザーの真田が連載しているWeb漫画である「私のジャンルに『神』がいます」の1話に登場する、SNSアカウントの名義を指します。

“twitter”(ツイッター)でも連載しているこの漫画の第1話の「秀才字書きと天才字書き話」に登場しているおけけパワー中島。

“同人女あるある”を主に描くシリーズでもあり、次から次へと入れ替わる登場人物はみな筆力を持っているのが特徴的です。


おけけパワー中島の概要

作品の主人公である七瀬は地味に仕事をする女性です。

そんな七瀬は綾瀬という才能溢れる人に憧れて二次創作に励んでいたのですが、突如、目の前に現れたのがおけけパワー中島であり、彼女の感情を揺さぶり、刺激する存在となったのです。

このおけけパワー中島という人物は仲間のためなら頑張り、力になる姿勢が読者の心を掴む人ではあるのですが、一方で自由奔放なところがあったり、人の神経を刺激して怒らせる姿が読者の気持ちを捉えます。

そんな登場人物のネーミングと特殊な展開が面白いと、第2話が投稿するときには流行語になるほどの知名度を得てしまうのです。

謎の多い人物でもあり、大手のサークル主や神作家と仲良しなど、不思議なところがあります。

そこも含めて、彼女に興味を持ち、好きになる人が続出。

この作品の中でのIDが「okekekekejima」として表記する彼女に好意を持つフォロワーは、彼女を「おけけちゃん」との愛称で親しみを込めて呼んでいます。


おけけパワー中島の言葉の使い方や使われ方

真面目で静かに行動する人に対し、ちょっかいを出してしまう人におけけパワー中島と使います。

人の気持ちをいい意味で揺さぶることもありますが、どちらかというと嫉妬心を抱きながら少し嫌がらせして、困っている様子を見て嬉しがる。

そのような気持ちが捻くれた人を「まるでおけけパワー中島のようだ」と言い表すときに使われています。

おけけパワー中島の言葉を使った例文

・七瀬の感情を揺さぶり、取り乱す存在のおけけパワー中島にはモデルになる人物が存在しない。

・二次創作の仕事ができなくなったことから生まれたおけけパワー中島はオリジナル作品だ。

・おけけパワー中島への読者から寄せられた反響は予想外で驚いたと真田氏は語る。

この作品を生み出すきっかけとなったのが、感染を予防するために家から出れなくなったことでした。

イベントを開けなくなったため、家にいる時間が増えたとき頭の中でおけけパワー中島を発想。

見事にオタク女子の気持ちの動きを表した彼女が生まれたキャラクターだったのです。

そんなキャラを描く作家の真田氏は意外な反響について驚きつつ、嬉しいと語ります。

七瀬の心を乱す中島が「読者の心をもかき乱す存在となったことに興味がわく」と語るのです。

まとめ

いつも冷静に判断でき、落ち着いた行動を見せる主人公の七瀬をまるで別人のようにしてしまうおけけパワー中島の存在は、漫画を読む人にとってどこか外出できずにストレスを抱えている人たちの気持ちを代弁しているかのように見えるでしょう。

読めばスカッとして、胸が高鳴る真田氏が描く漫画を読んでみるのもいいものです。