「おむすび」と「にぎりめし」の違いとは?分かりやすく解釈

「おむすび」と「にぎりめし」の違い違い

この記事では、「おむすび」「にぎりめし」の違いを分かりやすく説明していきます。

「おむすび」とは?

握り飯のことです。

飯を握って固めた食べものを指しています。

この食べものに使用する飯とは、米を炊いたものです。

米を食べるために、日本では水に浸してから火にかけて炊くという作業をします。

こうすることで米のでんぷんが、βでんぷんからαでんぷんに変わり、おいしく食べられるようになります。

米に含まれるでんぷんには、アミロペクチンとアミロースがあります。

アミロペクチンは炊くと粘りがでて、アミロースにはその性質がありません。

そのため、アミロペクチンが多い米ほど、炊いた後に粘りが強く出ます。

日本で一般的に食べられている米は、粘りが強いタイプです。

この粘りによって、炊いた米を握ると互いにくっつきます。

この性質がある米を使っているため、「おむすび」を作ることができます。

パラパラした米ではくっつけることが難しいです。

「おむすび」には、三角、俵型、丸型など、さまざまな形がありますが、どの形もこの名前で呼んでいます。

飯の中に具材を入れることもあります。


「おむすび」の使い方

炊いた米を握った食べものを指して使用する言葉です。

どのような形でも、この名前で呼ぶことができます。

具材が入っていても入っていなくても、「おむすび」といいます。


「にぎりめし」とは?

飯を握って固めた食べものです。

使用する飯に使用するのは炊いた米で、炒めたものはあまり使用されません。

日本で一般的に食べられている、粘りけがあるタイプの米が使用されることが普通です。

粘りけがないものだと、握ってもうまく固めることができません。

形はさまざまで、三角、俵型、丸型などがあります。

また、梅干し、鮭、昆布などの具材を入れたり、飯のまわりを海苔で巻くこともあります。

家庭で作ることができますが、コンビニやスーパーなどでも販売されています。

また、飲食店でも提供されています。

「にぎりめし」の使い方

飯を握って固めた食べものを指して使用する言葉です。

さまざまな形がありますが、どのような形のものでもこの言葉で呼ぶことができます。

具材が入っていても、入っていなくても「にぎりめし」といいます。

「おむすび」と「にぎりめし」の違い

どちらも同じものです。

大きな違いはありません。

地域によって呼び方が違う、形によって呼び方が違うなどの意見もありますが、明確な違いはないようです。

「おむすび」の例文

・『お弁当におむすびを持って行く』

・『朝からおむすびを作る』

・『おむすびが傷まないように気をつける』

・『おむすびの中に嫌いなものが入っていた』

「にぎりめし」の例文

・『にぎりめしを持たされた』

・『顔ほどの大きさがあるにぎりめし』

・『今日のお昼はにぎりめし1個だけ』

・『にぎりめしだけではお腹が空く』

まとめ

どちらも同じものを指しています。

飯を握って固めた食べもののことです。

形、具材の有無、海苔の有無などに違いはありません。

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