この記事では、「そこはありがとうじゃないよね」の意味を分かりやすく説明していきます。
間違えやすい言葉を、今すぐ覚えていきましょう。
「そこはありがとうじゃないよね」とは?意味
「そこはありがとうじゃないよね」とは「今のシーンでありがとうは、チグハグだよね」のこと。
とんちんかんな答えを返してきた人を、やじる表現になります。
本当は「ごめんなさい」や「すいません」が適当なのに、安易に「ありがとう」を繰り返す人に使います。
空気が読めていない人、お礼さえ言っておけば相手が怒らないと勘違いしている人に用います。
「そこはありがとうじゃないよね」は、SNSでよく見かける表現になっています。
発言者の静かな怒りを匂わせる、ドキリとなる言葉です。
「そこはありがとうじゃないよね」の概要
「そこはありがとうじゃないよね」はネットで生まれた表現です。
とあるゲーム実況者が女性ファンから言われた、手痛いひと言です。
このゲーム実況者は恋愛のもつれから、ファンの女性をひどく傷つけてしまいました。
このとき彼が「ありがとう」と言ったのに対して、ファンの女性がはなった言葉が「そこはありがとうじゃないよね」です。
本来「ありがとう」は、相手から何か良いことをしてもらった時につかう表現です。
この場合は明らかに男性側に非があったため「ありがとう」よりも「ごめんなさい」が場に合っていました。
そのため人としての非常識さ、非礼さを皮肉る言葉として「そこはありがとうじゃないよね」が生まれました。
「そこはありがとうじゃないよね」の言葉の使い方や使われ方
「そこはありがとうじゃないよね」はこのように使います。
・『そこはありがとうじゃないよね、ごめんだよね?』
・『ご視聴ありがとうございました?そこはありがとうじゃないよね』
・『そこはありがとうじゃないよね。誠心誠意、謝ろうか!』
「そこはありがとうじゃないよね」は、自分のミスを認めずに「ありがとう」の押し売りをしてくる人に使います。
そのため愛のこもっていない定型文を受け取ったとき、なかなか謝らない人に出会ったときに使います。
もちろん単に面白くて、ふざけて使っている場合もあります。
「そこはありがとうじゃないよね」の類語や言いかえ
「そこはありがとうじゃないよね」と関連する言葉には、次のフレーズもあります。
・謝ったら死ぬ病
謝ったら死ぬ病というのは、流行りのネットスラングです。
プライドが高くて謝らない人をあらわします。
「そこはありがとうじゃないよね」と、思わず周りがヤジを飛ばしたくなる人です。
また最近では「謝らせないと死ぬ病」も新たに生まれています。
バランスのいい人間になりたいものです。
まとめ
「そこはありがとうじゃないよね」の意味と使い方をおさらいしました。
「そこはありがとうじゃないよね」とは、ネットから生まれた言葉です。
「ごめんなさい」をすっ飛ばして「ありがとう」を繰り返す人を指します。
謝るべきシーンには、素直に謝れる人になりたいものです。