この記事では、「でもしか先生」を分かりやすく説明していきます。
「でもしか先生」の意味
教職の基準が低く「先生でもなるか、先生しかなれない」と言われた時代。
「でもしか先生」の解説
「でもしか先生」とは、「先生でもなるか」「先生しかなれない」という時代に教師になった人を表す言葉です。
第二次大戦が終わった後、日本では学校の教師が不足していました。
1950年代になり高度成長期になると、教員の採用を増やしたことから採用基準が下り、誰でも教師になれる時期がありました。
その時期に教師になった人に対して、他にやることがないから「先生でもなるか」、特にできることがないから「先生しかなれない」などという意味で「でもしか教師」と呼んでいたのです。
「でもしか先生」の使われ方
「でもしか先生」は、1950年代~1970年代の頃に教師になった人に対して使われます。
少なくとも現在70才以上の高齢者であり、現職の人はまずいません。
尚、現在の教員は採用基準が高く「でもしか先生」と呼ばれる教師はまずいません。