この記事では、「ねこ大好き」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ねこ大好き」とは?意味
そのまま受け取ってしまうと動物の猫が大好きという言葉ですが、一定の文字分量があり、頭文字が縦読み出来る文章に唐突に登場して、「ね」の役割をもたせるという意味を持っています。
そのため「猫大好き」ではややわかりにくくなることもあり平仮名にされているようです。
「ねこ大好き」の概要
大型のバイクと
モトクロス用のバイク、
白バイなどが並んでいるが
ロードレーサーが
意外な速さを見せた
ねこ大好き
という例文ではおもしろいねと縦読みができ、その「ね」を担当する言葉がねこ大好きとなっています。
「〇〇ですね」「〇〇だね」などの語尾に使われるものの思いつかないという際に重宝するという面と、ある程度ねこ大好きで縦読みを締めるお約束的な流れがあり使いやすくなっています。
ただし縦読みが話題になりやすい新聞のテレビ欄で使用された経緯はありません。
少なくとも2003年頃には存在しており、2ちゃんねるなどで使われていました。
現在ではやや廃れているとも言え、縦読みで遊べるほど文字数に余裕のないツイッターでは用いられておらず、ブログで頻繁に縦読みを作り出すのは難しいということもあり、今後再び一定の範囲でねこ大好きという言葉が使われる可能性はかなり低いと言えるでしょう。
「ねこ大好き」の言葉の使い方や使われ方
ねこ大好き
難しい問題も
勢いよく挑戦する
この文でのねこ大好きはねむいと縦読みする部分の「ね」を担当しています。
羽ばたく姿が
格好いい
ねこ大好き
この文でははこねと縦読みができます。
こういった縦読みの遊びで使うことが基本のため、全く縦読みが成立しない文章を書いてねこ大好きと書いても全く意味不明になってしまいます。
また、実際の会話において縦読みの遊びはありえないため、ねこ大好きという言葉を縦読みの文章を補佐させる意味で使うことはないでしょう。
ギャグとして縦読みが8割位成立しているというなかでねこ大好きという使い方も考えられますが、連発できるものではなく、更に手間が非常にかかるのも確かです。
「ねこ大好き」の類語や言いかえ
「ね」が頭文字についていて、平仮名であれば程度どんな言葉でも構わない特性が本来ありますが、文脈を思い切り無視して「ねこ大好き」という言葉が唐突に現れるところに面白みが感じられている側面があり、「ねこ大好き」に対抗して「ねずみ大嫌い」としてもさほど面白みが発生しないという問題があります。
「ねむい」などにしても同様でしょう。
まとめ
ねこ大好きは縦読みの遊びのために存在するスラングで、日本語の言葉遊びならではと言った感もあります。
もともと頻繁に縦読みは作られているものではないこともあり、日々目にするタイプのスラングではなく、文字数制限もあることからSNSなどではあまり見かけることはないでしょう。