「のみならず」と「限らず」の違いとは?分かりやすく解釈

「のみならず」と「限らず」の違い違い

この記事では、「のみならず」「限らず」の違いを分かり易い形で説明していきます。

「のみならず」とは?

のみならずとは、1つの事柄に限定する、とか、だけという意味を持つのみと、なるの否定形である、ならずという言葉が付いて出来た言葉です。

そのため、だけなく、とか、ばかりではない、という意味を持っています。

他にも一度文を切った直後に接続詞として用いる事で、そればかりではないや、その上といった意味を表す事が可能です。


「のみならず」の使い方

のみならず、という言葉は、日本のみならず、といった使い方をする事で、日本だけでなく、とか、日本の他にもといった意味を表現する事が出来ます。

つまり限定してしまうのを、否定する際に使う事が可能な言葉です。

他にも一旦文を区切ってその直後に、~。

のみならず、という使い方も可能であり、そればかりではなく、という意味を表す事が出来ます。


「限らず」とは?

限らずは、かぎらずという読み方をする言葉です。

見て分かる様に、限定するとか、範囲を狭めるという意味を持つ限るという言葉の、否定形となっています。

なので前述されている条件や状況に対して、限定されない、つまりは、それだけではないという意味を表す事が出来る言葉です。

「限らず」の使い方

この言葉の使い方としては、いきなり文頭に、限らず~という形式で用いられる事はありません。

というのも前置きとなる状況等の言葉を受けて、それに限定されないといった意味合いで使われるのが基本だからです。

具体的には、男性に限らず、日本人に限らず、といった形で限定されない対象の後に、使われる形式が多く見られます。

「のみならず」と「限らず」の違い

どちらも、限定するのを否定するといった意味合いで用いられる言葉です。

ただし違いを見出すとすると、のみならずは、通常であればこう考えるだろう事に、別の事柄を付け加えるというニュアンスで用いられています。

限らずの方は、限定されている事柄を解除する形で別の事柄を付け加える時に、用いられるのです。

更にのみならずは、一つの文を区切った直後に文頭に用いられますが、限らずはそういった使い方は基本的にはしません。

「のみならず」の例文

・『一度のみならず、二度も失敗してしまい、大いに反省しています』
・『今やテレビゲームは、子供のみならず大人でもプレイする人が多いです』
・『彼女は私の妻だ。のみならず、私にとって彼女は一番の親友でもある』

「限らず」の例文

・『このテーマパークは、子供に限らず大人でも楽しむ事が出来ます』
・『今や育児は女性に限らず、男性もしっかり行うべき事だ』
・『医療の現場での人手不足という問題は、今や田舎に限らず都市部にまで及んでいる』

まとめ

のみならずは、普通はこう考えるであろう事柄に、別の事柄等を付け加えるという意味合いを持つ言葉です。

限らずの方は限定的な事柄を解除しつつ別の事柄を加える、という意味を持っています。

他にも、のみならずは、一旦文を区切った直後に、文頭に用いる事があります。

ですが限らずの方は、その様な使い方はしません。

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