この記事では、「はしゃぐ」と「騒ぐ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「はしゃぐ」とは?
「はしゃぐ」は漢字で「燥ぐ」と書き、以下の2つの意味があります。
1つ目は「調子に乗ってふざけてしゃべりまくる」と言う意味で、「嬉しくてはしゃぐ」などと言います。
嬉しい気持ちで興奮して、大声を出したりふざけて動き回っている状態です。
2つ目は「乾燥する」という意味ですが、こちらの意味で使われることはほとんどありません。
「はしゃぐ」は、「嬉しくて興奮して起こす言動」に対して使われる言葉です。
「騒ぐ」とは?
「騒ぐ」は「さわぐ」と読み、主に使われる意味は以下の7つです。
1つめは「やかましい声や音を立てる」という意味で、「子供が騒ぐ」などと言います。
2つ目は「ざわざわと音を立てる」と言う意味で、「強風で木々が騒ぐ」などと言います。
3つ目は「大勢の人が不平・不満により行動を起こし、事態が悪くなること」という意味で「群衆が騒ぐ」などと言います。
4つ目は「飲み会などで賑やかに遊ぶこと」で、「どんちゃん騒ぐ」などといます。
5つ目は「あわてふためく」という意味で「がたがた騒ぐな」などと言います。
6つ目は「不安や驚きなどで心が乱れたり、興奮すること」と言いう意味で「胸騒ぎ」などと言います。
7つ目は「世間から注目を浴びる」という意味で「マスコミに騒がれる」などと言います。
上記に共通するのは「大きな音や声を上げる」という点です。
「はしゃぐ」と「騒ぐ」の違い!
「はしゃぐ」は「調子に乗ってふざけてしゃべりまくること」です。
「騒ぐ」は「理由は様々で、大きな音や声を上げること」です。
まとめ
今回は「はしゃぐ」と「騒ぐ」の違いをお伝えしました。
「はしゃぐは浮かれて声を出す」、「騒ぐは理由にかかわらず大きな声や音を出す」と覚えておきましょう。