「ぼちぼちいこか」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「ぼちぼちいこか」とは?意味と使い方

この記事では、ぼちぼちいこかの意味を分かりやすく説明していきます。

ぼちぼちいこかとは?意味

ぼちぼちいこかとは、それではそろそろ行きましょうかという意味合いになります。

家に帰ろうと誘うときによく使われている言葉で、今のペースを乱すことなく、ゆっくりと帰ろうとうながすときに使う言葉になります。


ぼちぼちいこかの概要

大阪弁で「そろそろ行こう」というときに使うぼちぼちいこかは、相手のペースを乱すことなく、うまく相手に行動を促すときに誘い文句として使います。

このぼちぼちいこかを題名にした絵本があり、話題となっています。

作者は1936年生まれの児童書作家のマイク・セイラーです。

独特な絵を描くのはロバート・グロスマン。

主人公はカバで、その体重は重量級です。

このカバは新しい仕事にチャレンジすることが好きなタイプで、船乗りから飛行士の仕事にも就きます。

さらにはピアニストや消防士に就き、その腕を磨くのですが、どうにも一つの仕事を続けられないタイプ。

そんなカバは顔半分がピンクでまん丸な鼻をしているのがトレードマーク。

左右の耳はアンテナのような形で、目はクリクリとしているのも特徴的です。

3歳児以上の子供を対象としているぼちぼちいこかの絵も人気があり、丸みを帯び乗り物や楽器、ボディなどかわいらしさがある見た目が子供の目を引きます。


ぼちぼちいこかの言葉の使い方や使われ方

そんなに急ぐ必要はないから、出発しようかと促す言葉であるぼちぼちいこかを使います。

「急がなくていいから、ぼちぼちいこか」とそんなに慌てなくてもいいから家に帰る準備を始めようとうながすときに使う言葉です。

また、「ま、ぼちぼちいこか」と相手に行こうかと誘うときに「では、行こうか」と誘ったり「ほな、ぼちぼちいこか」と誘うこともあります。

「ま」「では」と先に付け足すことで、友人や家族など親しい人に対して「行こう」と気軽に言える言葉になります。

この言葉を使うときは、急いで行かなければならないときは合わない言葉です。

あくまでも急ぎの用事ではなく、何気ない会話でもしながら歩いて家に帰ろうかとうながすときに使われている言葉になります。

ぼちぼちいこかを使った例文(使用例)

・『ほな、ぼちぼちいこか。帰ったら温かい風呂に入ろう』
・『次の試合が始まった。ほな、グラウンドにぼちぼち行こか』
・『ぼちぼちいこか、バスが来るから』

気軽に家に帰ろうかと誘うとき「ほな」と付け足します。

また、グランドに行こうかとコーチが選手をうながす「ぼちぼちいこか」と言います。

また、選手を慌てさせず、急がせないようにして「行こうか」と促すことで気持ちに余裕が生まれ、落ち着いて試合ができるわけです。

バスが来る時間になる前に、座って休憩している人に「そろそろ行こう」とバス停に余裕を持って行くときに使います。

まとめ

そこそこ今の作業をやめて、そろそろ家に帰ろうかと誘うときに使うぼちぼちいこかという言葉は、一緒に家へ帰るために使う誘い文句でもあります。

親近感の沸く大阪弁をうまく使うことで、相手を楽しい雰囲気にでき、一緒に家に帰ろうと促せる言葉です。

相手にのんびりと帰る準備させるときに使うといいでしょう。

意味と使い方
意味解説辞典