「みっちり」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「みっちり」とは?意味と使い方

この記事では、「みっちり」の意味を分かりやすく説明していきます。

「みっちり」とは?意味

休んだり怠けたりせずに、一つのことを十分に行うさまという意味です。

一つ以上の物事を同時にやることではありません。

また、一つのことをやっていても、それが休んだり怠けているやり方は、この言葉が意味するものではありません。

休んだり怠けたりせずに物事をしていると、ときに嫌になってしまうことがあります。

しかし、この言葉は「嫌になるほど」という意味は含んでいません。

また、「みっしり」の口語的な表現で、すき間なくいっぱいに詰まっているさまも意味します。

たとえば、噛むとパキッと割れて、中に肉がいっぱいに詰まっているウインナーを、ふかふかし過ぎないパンで挟んだ食べものがこれにあたります。

すかすかでない状態です。


「みっちり」の概要

一つのことを不足なく行うさまを意味する言葉です。

体を鍛えることで説明をします。

体を鍛えるといっても、あるいていど筋肉がつけばいいという場合や、プロスポーツ選手として活躍するためにしっかりと筋肉をつけなければならない場合などがあります。

あるていど筋肉がつけばいいやという場合は、少し休んだり、怠けたりしてしまうことがあるでしょう。

筋肉トレーニングは肉体的にも精神的にもつらく、休まずに行うのはときどきつらくなります。

あるていどのことで満足な場合、怠けたりして本気度があまり感じられません。

「みっちり」が意味するのはこのような状態ではないです。

プロスポーツ選手になるためには、他の人たちよりも優れていなければなりません。

優れたものになるためには、他の人たちよりも多くの練習が必要です。

体を鍛えることでいうと、面倒だからさぼるといったことはしません。

また、自己流で適当にやるのではなく、指導者をつけて本格的に行ったりします。

このことを「みっちりと体を鍛える」といいます。

今度は接客のことで説明をします。

ある店では、店員の接客態度をよいものにしようと努力をしています。

そのために、店員に接客の教育をします。

しっかりとした接客態度をとれるようになって欲しいので、いい加減な態度は許されません。

少しも手を抜かずに接客のやり方を教えます。

服装が乱れている、挨拶が適当だということは許されません。

これで完璧というくらいになるまで指導をします。

これを「みっちりと教育する」といいます。


「みっちり」の言葉の使い方や使われ方

一つのことに手を抜かずに十分に行うさまを指して使用をします。

休んだり怠けたりしている場合には使用しません。

「みっちり」の類語や言いかえ

「こってり」が似た意味の言葉です。

一つのことを十分に行うさまという意味があります。

楽しんで行う意味ではなく、望んでいないのに行う場合をいいます。

たとえば「こってり叱られる」です。

これは、叱られている側が望んでいないのに行われています。

まとめ

物事を手を抜かず十分に行うさまを意味する言葉です。

プロやプロを目指す人は、このような方法で訓練などをすることがあります。

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