「アラフォー」とは?意味や使い方を解説

カタカナ語

「アラフォー」とは?

みなさんは「アラフォー」という言葉を知っているでしょうか。

40代以上のみなさんは、「アラフォー」という言葉を普通に知っていると思います。

また40歳近辺の年齢の方は、自分の事を「アラフォー」と言って自己紹介をしているかもしれません。

一方で、まだ10代の若い方など若い世代の人は、「アラフォー」という言葉を知らないかもしれません。

また何となく見た事はあるけれど、具体的な意味がわからないという人もいるはずです。

そこで、「アラフォー」という言葉の意味や使い方を紹介します。

「アラフォー」の意味

「アラフォー」には、どのような意味があるでしょうか。

「アラフォー」「アラウンド:フォーティ」の略語で、「40歳前後の男女」という意味があります。

例えば、40歳を目前に控えた人が、自分の事を「私はアラフォーです」などと自己紹介します。

具体的に「アラフォー」は何歳から何歳までか、という調査が過去にあり、37歳から44歳あたりという結果が出ています。

日本には四捨五入の考え方がありますので、45歳を過ぎると、「アラフォー」から外れるという考えがあるようです。

「アラフォー」の言葉の使い方

「アラフォー」という言葉には、「40歳前後の男女」という意味がありますので、この年齢にあたる人が自己紹介をする時や、その年齢にあたりそうな人の年齢を推察する時に、「アラフォー」という言葉を使ってみましょう。

例えばパーティの時に年齢の話になった時、「44歳です」とか、「38歳です」というのが生々しくて嫌な時に、「アラフォーです」と言う事ができます。

また40歳前後と思われる上司や知り合いの年齢を誰かに尋ねられた時に、「多分、アラフォーだと思う」と推測した答えを出す事ができます。

幅が広いため、間違う可能性が低くなります。

年齢はあまりはっきり伝えたくない数字ですので、「アラフォー」という言葉を覚えていると、様々な場面で便利に使えそうです。

「アラフォー」を使った例文

「アラフォー」を使った例文を紹介します。

様々な場面における、「アラフォー」を使った文章を見て行きましょう。

「アラフォー」の例文1

「営業部の課長は『アラフォー』だが、もっと若く見える」

この例文に登場する課長は、40歳前後ですが、見た目年齢は若く、30代前半に見られているのかもしれません。

また上司の年齢や、同僚の年齢を、具体的に43歳、41歳などと知らなくても、「アラフォー」という言葉は使えます。

だいたい40歳前後と分かれば、「アラフォー」という言葉は使えるため、便利な言葉と言えるでしょう。

「アラフォー」の例文2

「すでに45歳になり、自己紹介をする時に『アラフォー』とは言えなくなってしまった」

「アラフォー」は40歳前後を指しますので、45歳だとギリギリ「アラフォー」と自己紹介するのが厳しい年齢かもしれません。

自己紹介をする時に「アラフォー」と言えば、37歳かもしれないと匂わせる事さえできたのに、「40代後半」と言わなければならないのは辛いかもしれません。

「アラフォー」の語源

「アラフォー」という言葉は、どのようにして世の中に浸透していったのでしょうか。

そもそもは30歳前後を意味する「アラウンド・サーティ」「アラサー」が先行して世の中に広まっていました。

「アラサー」の兄弟のように登場した「アラフォー」は、2008年の天海祐希主演の「Around40」がヒットしたのをきっかけに、一気に世の中に広まって行きます。

ちなみに、この年の流行語大賞も受賞しています。

この年から「アラフォー」は一般的なカタカナ語のように知られるようになり、10年以上経っても、使われる事が多い40歳前後の男女を指す言葉になっています。

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