「アンデッド」
「アンデッド」と聞くとゲームや映画・小説などフィクションの中のキャラクターをイメージすることが多いです。
実際に多くの作品で登場しており、アンデッドジャンルのファンも多いです。
またアンデッドキャラクターを主人公にした作品もあるほど、人気ジャンルとなっています。
しかし似たようなジャンルや単語もあるため、意味を混在してしまっている人もいます。
ただ好きなだけなら問題ありませんが、よりコアな話をしていくのであれば、「アンデッド」とは何かを理解しておく必要があります。
「アンデッド」の意味
「アンデッド」は言葉の通りデッド(死)の否定形で「死なない」という意味です。
この場合の死なないという意味について、広い意味があります。
大きく分けると元々命というものを持たない存在を意味しており、生き死にという概念を持たない存在です。
幽霊や神などがそれに該当します。
もうひとつは元々命を持っており、生命活動を終えたがまだ動き続けているものを指します。
ゾンビやヴァンパイアなどがそれに該当します。
アンデッドを明確に定義するものはないため、意味の捉え方には個人差があります。
しかし共通して「生きていない」ということを考えると全てアンデッドの意味に含まれます。
「アンデッド」の言葉の使い方
「アンデッド」は生活するなかで誰かに対して使うということはほぼありません。
生きている人に使うと不自然な表現になります。
時には不眠不休で働き付けで頑張る人の様子を表現するときに使われますが、ケースとしては少ないです。
多くは何かの作品の特徴を説明するときに使われます。
また作品についても最近では複雑化して一言で表せないようなジャンルもあります。
そのような伝えにくい・曖昧なジャンルを一言で説明するときにも使われます。
「アンデッド」を使った例文・短文(解釈)
「アンデッド」はたくさんの作品の中で登場する存在です。
もし作品の感想を話すときに意味を間違えると楽しい話の邪魔になりかねません。
それを避けるためにも、「アンデッド」を使った例文とその解釈を紹介します。
「アンデッド」の例文1
「僕はたくさん映画を見るけど、やっぱりゾンビとか悪魔とかみたいなアンデッド系の作品が好きだな。スリルがある」
この場合のアンデッドは好きな作品のジャンル紹介として使われています。
複数あるため明確に絞られている訳ではありません。
広義の意味でのジャンルとしてアンデッドという言葉で一まとめにして表現しています。
「アンデッド」の例文2
「私の好きなアンデッド作品は、やっぱりバイオハザードみたいなゾンビ系だな。生きてる人がゾンビになった姿とか、襲いかかる様子とか見ていてハラハラする」
この場合、いくつもあるアンデッドジャンルの中からゾンビと絞るために使っています。
またこれまでたくさん見た上でのジャンルの選択という意味も込められています。
「アンデッド」の例文3
「職場のある人のことを『あの人はいつ眠っているか分からないほど働いているね。影でアンデッドってあだ名をつけられているよ』と皆で話していた」
この場合、身近にいる人のあだ名に使用されています。
周りの人はその人の働き詰めで明らかに異様な様子・姿をアンデッドというあだ名にして表現しています。
そして直接は言わず、本人の耳に入らない範囲で話すことである種の楽しみ・噂のひとつとしています。
「アンデッド」の例文4
「私はこれまで何度も大きな事故に巻き込まれたけどいつも大きな怪我なく生き延びているよ。よく周りからも『お前は本当にアンデッドだな』って言われる」
この場合は自分の身に起こったことに対しての周りの反応に使われています。
何度も事故に合いながら生還する姿を表現した時にアンデッドという言葉が選択されています。