この記事では、「ウィッグ」と「エクステ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウィッグ」とは?
治療跡を隠したり、時間をかけること無く頭髪のボリュームを増やしたり、髪色のイメージを変えたりする事のできるのかつらのことで、医療用からファッション、コスプレ用まで幅広くウィッグと呼ばれます。
かぶるタイプのものがフルウィッグ、部分的に追加するものがポイントウィッグと呼ばれています。
ポイントウィッグは基本的には女性向けと言えるでしょう。
団子ウィッグ、ストレッチウィッグ、シュシュウィッグなどヘアスタイルに応じたウィッグが販売されています。
かつらの英訳がwig ウィッグとなっており、かつらとの明確な区分はありませんが、女性向け製品の多くにウィッグと付いているケースが見られます。
ファッション用のウィッグは人工繊維で作られており、ポイントウィッグであれば10000円以下で買えることなど価格が安い点もメリットです。
(フルウィッグで150000円程度)ただし、ブラシはウィッグ専用ブラシを使うことが推奨されています。
人毛を使ったかつらは30万円以上の価格となっています。
「エクステ」とは?
ヘアーエクステンションの略で、化学繊維や人毛で作られた毛束で地毛に接続して装着します。
髪型を伸ばすこと無く長くすることが可能です。
シールによって装着するシールエクステは個人向けに売り出されていますが、カラーや毛室の種類に制限があります。
施術が必要となるケラチンなどによる接着式の超音波エクステや100%人毛で作られ、紐で地毛と接続し長持ちするプルエクステ、リングとボンドで接着し、セルフでも装着できるチップエクステなど、価格や扱いやすさ、馴染みのよさによって様々なエクステを選択できます。
エクステ自体は長くても3ヶ月程度の寿命となっています。
まつげに対して使うまつげエクステは接着式となっており、こちらもセルフで行うものとプロによる施術式のものがあります。
「ウィッグ」と「エクステ」の違い
「ウィッグ」と「エクステ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ウィッグ」はかぶるタイプや元の髪型からさらにボリュームアップさせせてイメージを変える用途で使い、医療用やコスプレ用もあります。
基本的には自分でつけることが可能で、耐久性はエクステよりも優れています。
「エクステ」はショートカットからロングヘアーへといった髪の長さを調節したり、色を変える事ができ、女性向け製品が大半となっています。
1ヶ月以上は持ちますが比較的短期間の使用となります。
まつげエクステの存在はウィッグにはない特徴です。
エクステとウィッグともに人工繊維を使った低価格のものと人毛を使った高級なものが用意されています。
まとめ
「ウィッグ」と「エクステ」は髪をより美しく見せるという点では共通ですが、ウィッグの方がより用途が広く長時間使え、エクステは短期間向けのヘアスタイルのためにあります。