「ウィークポイント」とは?意味や使い方を解説

カタカナ語

「ウィークポイント」

このウィークポイントは、色々な場面で使われる言葉です。

それ自体にいい意味はありませんが、これを発見したことで有利になる、勝利に近付くといったことが多い為、前向きな使い方をすることも多いと言っていいでしょう。

逆に、自分(たち)にそれがあると気付いた時には、悪い意味で使うことになり、ほとんどの場合でその改善策や改善法が求められます。

「ウィークポイント」の意味

ウィークポイントとは、「弱点」を表す言葉です。

何らかの「弱み」に対して使うことも多く、誰かのウィークポイントを見付けたと言えば、「その人の弱みが分かった」と解釈できます。

政治やスポーツの世界でもよく使われる言葉で、「今の政権のウィークポイントはここだ」「あの選手のウィークポイントが分かった」などといった形でよく用いられています。

また、「改善するのが困難な弱点」のことを表現して使うことが多いです。

「ウィークポイント」の類語と解釈

「ウィークポイント」と同様に使われることの多い類義語です。

どれも、「攻められると弱い点」を表す言葉となっています。

「泣き所」(なきどころ)

「弁慶の泣き所」(どれだけ屈強な人でも鍛えることができない両脚の脛を表現します)という有名な言葉あるように、その人の弱点に対して使う言葉です。

「あのシステムは操作性が泣き所だ」などという形で、色々な対象に使うことができます。

「欠点」(けってん)

ウィークポイント(弱点)と近い意味の言葉ですが、主にその人(あるいは団体)の努力次第で補うことが可能なことに対して使う言葉です。

ウィークポイントと言うと、改善が難しい場合も多いですが、「欠点」であれば、何とかできる可能性がある(高い)と解釈していいでしょう。

「ウィークポイント」の言葉の使い方

ウィークポイントは、相手に対してだけでなく、自分側にも使える言葉です。

その為、見聞きするだけでなく、自ら使うことも多い言葉だと言えるでしょう。

スポーツの世界では、相手のチームや選手のこれを見付ける役目というポジション(専業)の人も居るくらいです。

「ウィークポイント」を使った例文・解釈

ウィークポイントを使った例文です。

色々な使い方を挙げていきます。

「ウィークポイント」の例文1

「交通の便が悪いところがウィークポイントだが、周辺の環境には何も文句はない」

交通の便だけは自分ではどうしようもないことから、このウィークポイントという言葉をうまく使っている例になります。

そのような場所に家を建てる、もしくは借りるような場合には、その点に目が瞑れるかどうかになるでしょう。

「ウィークポイント」の例文2

「色々とあるウィークポイントの中でも、この点だけは是非改善したい」

色々な悪い点が分かっている中で、これは致命傷になりかねないという点だけでも何とかしたいと言っています。

ウィークポイントはないに越したことはありませんが、それほど影響を及ぼさないものであれば、(予算などの事情から)そのまま放置されることも珍しくありません。

「ウィークポイント」の例文3

「彼のウィークポイントは、女性には弱い所だ」

大抵の男性がそうだと言えるかも知れませんが、特にそれがウィークポイントだと思われている男性を表現しています。

「ウィークポイント」の例文4

「あのバッターは、内角低めに極端に弱いというデータから、そこがウィークポイントに違いない」

スポーツの世界では、このような使われ方をすることが多い言葉です。

そういった点があれば、もちろんそこを攻めるのが常道と言えるでしょう。

勝負の世界なので、それを卑怯などと表現するのは全くの筋違いというものです。

それよりも、何らかの方法によって、その点をカバーすることの方が先です。

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