この記事では、「エッソ」と「モービル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「エッソ」とは?
エクソンモービルとその関連会社によって使用される商標名で、日本ではガソリンスタンドが有名でしたが2019年にENEOSへブランドを統一したため、日本においてエッソのガソリンスタンドは見られなくなっています。
エンジンオイルにもエッソブランドが存在しており、エッソプラス、エッソウルトラフローなどが販売されていましたがこちらも現在では販売終了となっています。
エッソはモータースポーツ活動も行っており、エッソ・フォーミュラトヨタシリーズというレースや、スーパーGTに参加していたエッソウルトラフロースープラなどが有名でした。
古いエッソの商品にはエッソボーイ(日本名いってきくん)とエッソガール(日本名しずくちゃん)というキャラクターが描かれており60年代前後のアメリカの雰囲気が味わえます。
オークションなどで流通していますが、現行のキャラクタービジネスとしては動いていません。
創業の地でもある北米ではエッソは企業活動を行っており、ガソリンスタンドは所持会社がエクソンモービルで同じモービルとそれぞれのブランドを維持しつつ共同で運営され、エッソブランドとしてアイスホッケーのリーグに協賛しています。
「モービル」とは?
エクソンモービルのガソリンスタンドやオイル製品のブランド名で、2021年時点ではENEOSへブランドを統一しているため、日本でモービルのガソリンスタンドは見られなくなっています。
エンジンオイルはブランド力が強かったこともありガソリンスタンドが日本から消滅した現在、EMGルブリカンツ合同会社がライセンス契約を結んでモービル1やMobil Super、モービルデルバックなどが日本でも流通しています。
モータースポーツ活動も行っており、現在でもポルシェ カレラカップ ジャパンへのオイル供給やスーパーGTへの参加をしています。
アメリカではモービルのガソリンスタンドは健在で、ジェット機向けの潤滑油の販売も行っています。
「エッソ」と「モービル」の違い
「エッソ」と「モービル」の違いを、分かりやすく解説します。
「エッソ」と「モービル」は石油メジャーであるエクソンモービルのガソリンスタンドやオイルのブランド名で、エッソとモービルは元々別の会社でした。
日本においてはエッソとモービルのガソリンスタンドは消滅しており、全てエネオスで代替されています。
エンジンオイルに関してはモービルブランドのみ現在も存続しており、現在でもモービルのブランドにおいて日本のモータースポーツに参加しています。
日本ではモービルのみホームページが存続しており、エッソはアメリカなどでないとサイトは閲覧できません。
まとめ
エッソとモービルは海外資本のガソリンスタンドやエンジンオイルのブランドでしたが、ガソリンスタンドはともに消滅、エンジンオイルはモービルのブランドのみ日本でも現在も存続しています。