小鳥を飼っている人のなかで、トップクラスの人気を誇る「オカメインコ」と「セキセイインコ」。
両者の違いについて説明します。
「オカメインコ」とは?
オウム目オウム科の鳥です。
名前に「インコ」と入っていますが、分類上はオウムになります。
オウムの中では、最小のサイズです。
「オカメインコ」と呼ばれる理由は、頬に橙色の斑点があることから名付けられました。
種類によっては、斑点がないものもいます。
全長は、尾羽を含めると30~35cmあり、鳩くらいのサイズで、頭の冠羽が特徴です。
性格は、穏やかで人懐こく、雛から育てると良く馴れます。
臆病なところもあり、地震などによってパニックを起こすことがあります。
これは、「オカメパニック」とも呼ばれ、ケージの中で、むやみやたらに飛び回り、骨折してしまうこともあります。
「セキセイインコ」とは?
インコ目インコ科セキセイインコ属に分類される鳥です。
体長は18~23cmくらいで、スズメよりも少し大きなサイズになります。
名前の由来は、最初に日本に来たセキセイインコの背中の色が黄色と青だったことから、背黄青鸚哥(せきせいいんこ)と呼ばれるようになりました。
性格は明るく積極的で、雛の頃から育てると手乗りインコにすることも出来ます。
「オカメインコ」と「セキセイインコ」の違い
分類上、オウムとインコの違いがあります。
また、「オカメインコ」の方が、一回り大きな鳥です。
「オカメインコ」には、冠羽がありますが、「セキセイインコ」にはありません。
まとめ
「オカメインコ」と「セキセイインコ」は、どちらもオーストラリアに生息している鳥です。
ペットとして、とても人気があります。
違いを知って、役立ててください。