この記事では、「オロナミンC」と「リポビタンD」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オロナミンC」とは?
オロナミンCドリンクは大塚製薬が販売するビタミンC、B2、B6、クエン酸、アルギニンなどが含まれた炭酸の入った栄養ドリンクですが、区分としては薬事法には該当しない炭酸飲料です。
炭酸飲料のため、一日複数回飲むことも極端な数でなければ問題ないとされます。
飲料であることから様々な他の飲料と混ぜて楽しむことも推奨されており、登場当初からテレビCMで卵黄と混ぜたオロナミンセーキという飲み方が紹介されていました。
ローヤルゼリー、プロポリス、ハチミツを加えた上で一本あたりがより低カロリーなオロナミンCロイヤルポリスという製品もあります。
また、デザイン的な類似製品があり、ミンナミンC、オリゴミンCなどが確認されています。
かつては役者の大村崑による宣伝が行われていたのがオロナミンCで、町に看板による広告が展開されていたのが特徴的です。
読売ジャイアンツの選手によるCMで「元気ハツラツ」というフレーズが有名でした。
「リポビタンD」とは?
大正製薬によるタウリン1000mg配合をセールスポイントとして疲労回復を目的とした医薬部外品の栄養ドリンクで「1日1回1本(100mL)を服用してください。
15才未満は服用しないでください。 」という記載があり、「服用」という言葉になっているところもポイントで、体力、身体抵抗力又は集中力の維持・改善を始めとした効能もビンに明記されておりホームページにも表記されています。
自動販売機での取り扱いもあり、専用のビンとなっています。
タウリン配合量の多いリポビタンDスーパーや女性向けに成分を見直したリポビタンfine、子供向けのリポビタンDキッズ、目に良い成分のリポビタンクリアなどがあり、錠剤のリポビタンDX、ゼリー系のリポビタンゼリーなどバリエーションが非常に多彩なことも特徴です。
俳優二人が様々な冒険に挑み「ファイト一発」というフレーズで危機を脱出するCMシリーズがかつて作られていました。
「オロナミンC」と「リポビタンD」の違い
「オロナミンC」と「リポビタンD」の違いを、分かりやすく解説します。
「オロナミンC」と「リポビタンD」はともにビタミンなどの栄養を含んだ飲料ですが、オロナミンCは炭酸飲料、リポビタンDは医薬部外品となっており、特に制限のないオロナミンCに対し、リポビタンDは1日1回までとされています。
疲労回復の効き目はリポビタンDのほうが上と言えるでしょう。
オロナミンCは他の飲料と混ぜて楽しむなど飲料としての楽しみ方が提案されています。
オロナミンCはロイヤルポリスというバリエーションがあり、リポビタンDはゴールドやキッズなど多彩なバリエーションがあります。
まとめ
「オロナミンC」と「リポビタンD」はともに製薬メーカーの商品で、栄養が含まれていることがセールスポイントすが、オロナミンCは炭酸飲料、リポビタンDは指定医薬部外品という点が最も大きな違いです。