「カシミヤ」と「カシミア」の違いとは?分かりやすく解釈

「カシミヤ」と「カシミア」の違い違い

この記事では、「カシミヤ」「カシミア」の違いを分かりやすく説明していきます。

「カシミヤ」とは?

「カシミヤ」とは、「北インドのカシミール地方・チベットなどに生息するカシミアヤギから取った良質な獣毛やそれで織った高級な毛織物」のことを意味しています。

「カシミヤ」「保温性の高さ・風合いや肌触りの良さ・美しい光沢などの特長」を持つため、「最高級の毛織物」とされています。

「カシミヤ」は英語では“cashmere”と表記します。

「カシミヤ」という表記・呼称は、「消費者庁家庭用品品質表示法を前提とする正式な表記」になっています。


「カシミア」とは?

「カシミア」とは、「インド北部にある山岳地帯のカシミール地方・チベットなどに生息するカシミアヤギから採取した獣毛あるいはそれで織った毛織物・衣類」のことです。

「カシミア」は希少性の高い「最高級の毛織物」であり、「保温性に優れた高級なコート・ニット・シャツ・ショールなどの素材」として使用されています。

「カシミア」という表記・呼称は「品質表示法上の正式な表記」ではありませんが、「日常会話・買い物時の呼び方・アパレルの広告や表示」では、「カシミア」という表記は「カシミヤ」と同等以上に浸透しています。


「カシミヤ」と「カシミア」の違い!

「カシミヤ」「カシミア」の違いを、分かりやすく解説します。

「カシミヤ」「カシミア」もどちらも、「北インドの山岳地帯であるカシミール地方・チベット・イランなどに生息するカシミアヤギから取った良質な獣毛」「カシミアヤギの毛で織った毛織物」のことを意味している同義語になります。

ただし、「消費者庁家庭用品品質表示法」の素材表記の記載では、「カシミア」ではなく「カシミヤ」が採用されているため、法律を前提にした正式な呼び方・表記は「カシミヤ」になるという違いはあります。

一方で、日常的な話し言葉(口語)の会話や買い物での呼び方では、「カシミヤ」と同等以上に「カシミア」を使う人が多いという違いも指摘できます。

まとめ

「カシミヤ」「カシミア」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「カシミヤ」とは「北インドのカシミール地方・チベットなどに生息するカシミアヤギの良質な獣毛やそれで織った毛織物」「消費者庁家庭用品品質表示法を前提とする正式な表記」を意味していて、「カシミア」「カシミアヤギから採取した良質な獣毛やそれで織った毛織物・衣類」「カシミヤの一般に普及した呼び方」を意味している違いがあります。

「カシミヤ」「カシミア」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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